10月2日に岡山県・東粟倉の日名倉養魚場を訪れてみた。当日は秋の訪れを感じさせる渓流魚の代名詞「新子アマゴ」をターゲットに楽しんだ釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター森雨魚)
日名倉養魚場で新子アマゴ釣り
2日前に予約を入れ、日名倉養魚場へは、予定より早めの午前6時30分に到着。予想通りフィールドは、野山の木々の葉がやや色づき始め、少し渇水の状態。上流部では、常連の釣り人がすでに釣りをスタートしていた。はやる気持ちを抑えつつ私は、身支度に入ることにした。
居残り狙うもゲスト連発
早速、事務所へと足を運び、受付を済ませて放流時刻を告げる。そして、30分ほど各ポイントの下見を兼ねて、居残りアマゴのご機嫌をうかがってみることにした。
まずは3号オモリを装着し、橋下の大淵から生イクラを1粒刺しして、ゆっくりと流れに乗せて深場を流してみる。すると、小さな魚信とともにヒットしたのはアブラハヤ。さらに、2投目にはオイカワと、ゲストフィッシュがヒットする。
場所移動で居残りポツポツ
ということは、どうやら、この釣りポイントは釣り切られている様子。ならばと、5mほど下流の小ポイントを探ってみることに。
すると、魚影とともに目印が走り1匹目がヒット!綺麗な新子アマゴが手元に飛び込んできた。この小ポイントは居残りアマゴまだ居そうだ。白泡の切れ目、対岸も瀬尻、巻き返しの際……と、隠れ潜んでいたピンスポットで居残りアマゴ4匹を取り込むことができ、アマゴ釣りの勘も少し取り戻してきたようだ。
放流魚を狙う
放流予約タイムが迫ってくる。中・下流域のポイントは、午前9時前後に太陽光があたり始めるため、連れ続く確率を信じてできるだけ下流の木陰の多いエリアを、放流場所に選択することに決定。
15~17cmサイズの新子アマゴと対決するには、放流直後から連続して釣ることが数釣りのキモとなる。