メタルジグは、底を取る釣り方が基本になるので、ロストしやすく、気軽に使いにくいルアーです。ここではメタルジグを価格帯で3種に分類し、その使い分け術を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
釣れるのは変わらない
筆者の印象では、100均、棚落ち品、メーカー現行品、どれを選んでも、魚の反応は変わりません。
メタルジグは、カラー、水色とのマッチング、そしてウェイトとジャークがキモです。価格で「釣れる・釣れない」という品質がどうという感じはしません。
コスパが良いのはメーカー現行品
ジグの、特にハリ周りの耐久性ということでいうと、やはりメーカー現行品が群を抜きます。釣りというのはハリの刺さりが命なので、やはりコスパにもっとも優れるのは、ある程度の額を払ったとしても、メーカー現行品でしょう。
しかし見逃せないのは、100均ジグのカスタムです。トータル350円程度で一級品に近いジグを作れるので、これをメインに使っても面白いかもしれません。棚落ち品はその中庸、といったところでしょうか。
基本的に、素の状態で使うとすれば、コスパは、メーカー現行品>棚落ち品>100均ジグです。
しかし、100均ジグをカスタムすれば、メーカー現行品≒100均カスタムジグ>棚落ち品、の順番にもなりえます。
本命の魚、本番一発勝負のときには、ジグのカラー、シルエットとベイトの関係を考えて現行品を使うことを推奨します。しかし何を使っても釣れるときや、根が粗くてロストが避けられない場所では、この逆の順番、つまり安いものから使っていくといいでしょう。
<井上海生/TSURINEWSライター>