レイクトローリングで64cm「ランカー級」ビワマス登場 12月解禁に期待

レイクトローリングで64cm「ランカー級」ビワマス登場 12月解禁に期待

琵琶湖のトローリングでビワマスを狙った。リミット達成は早々にでき、最終的には40cm級すらも入れ替えてリリースするほどになった、満足の釣行をリポートする。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・田中こうじ)

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ルアー&フライ トラウト

琵琶湖でレイクトローリング

以前からやってみたかったレイクトローリング。琵琶湖にいる固有種のビワマスをトローリングで釣ろうというものだ。釣友のKさんに同行をお願いしていたが、諸事情で実現できないままだったが、シーズン終盤の9月25日に滋賀県高島市の遊漁船でチャレンジ。今回は全てが初めて尽くしなので、全てをKさんと船長にお任せした。

9月25日午前6時半、出航して沖を目指す。ポイントはいろいろあるそうだが、沖島のカケアガリを攻めましょうと船を走らせる。メンバーは、Kさんと私、それにこれまた初チャレンジのR君の3人。釣り方はトローリングで、集魚板の後ろにスプーンを付けただけ。

これを狙いの水深まで落とすためにダウンリガーを使ったり、重いラインを使用したり、潜行板を利用したりするようだ。流すポイントはもちろんのこと、水深やスプーンの色など船長の経験に頼るところである。

ビワマス40cmを初キャッチ

ポイントに着き、タックルを準備。流れるような作業でダウンリガー3本、レッドコアライン2本がセットされた。私たちは見ているだけ。全てが初めてなので、手伝いようがない。狙いの水深にルアーが流れるように船を操作する船長。私は、朝日を撮ったりお茶を飲んだり。ストライクがあるまではのんびりとした感じだった。

突然ダウンリガーにセットされたロッドに魚信が……。フッキングしたロッドをL君が巻き上げるがバレ。彼はその後の3連発でフックオフしてヘコんでしまった。口周りが軟らかいのと、フックも小さいのでどうしてもフックオフはつきものなのだろう。

次のストライクは私の番で、ロッドを受け取りリーリング。初めてなので分からないが、ロッドを曲げてテンションを一定に保つのが良かろうと巻き上げる。ボートの後ろ20mに銀色の魚体が浮き、引き寄せてキャッチ。

レイクトローリングで64cm「ランカー級」ビワマス登場 12月解禁に期待ファーストキャッチはビワマス40cm(提供:週刊つりニュース中部版APC・田中こうじ)

初めて手にしたのは、40cm超のビワマス。文句なしのキープサイズだ。

64cm3.5kgランカーサイズも登場

ビワマスにはレギュレーションがあり、キープしていいのは30cm以上で1人5匹までと決められている。またフックは1本が規則のようだ。船にあるイケスに生かしておいて、リミットを超えると入れ替えるようにするらしい。冷水域にいるビワマスがイケスでも元気にいられるように、ペットボトルの氷を入れたりして、魚を大切にしているのがよく分かった。

次のファイトはKさん。小さいよと言いながら手慣れた感じで浮かせたが、なんと50cmを超える大型。ホレボレする魚体をしている。次はR君だが、前記したようにバラシ。リーリングが一定ではないのだろう。この手の釣りにポンピングは禁物だ。釣れてもリリースサイズだったりと、踏んだり蹴ったりのR君だったが、やっと仕留めたのは64cm3.5kgのランカーサイズ。すごすぎる……。

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