伊勢湾~伊良湖沖のウタセマダイ釣りは、本命のタナを探り当てていく面白さのほか、青物やイシダイなど魅惑の大型美味魚との出会いがある。実釣の様子と共に、釣果アップへの4つの近道を紹介しよう。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部・五井貴矢)
仕掛け調整で釣果伸ばす
潮の下げ止まりが近づくと、潮の流れ、魚の食いとも緩慢になってきた。
ここで、今永さんは仕掛けをハリス長1.5mのTU-1.5ウタセマダイ3本1.5m(遅潮用)に変更。オモリも60→40→20号と軽くしていき、潮がゆるんでも仕掛けがマダイの集結地点に到達するよう工夫した。
今永さんは、ステイトを足してハリスが位置する底との間合い(タナ)を調整し、レギュラーサイズのマダイや、良型のカワハギ、チダイも追加。
潮動くとオオモンハタ
完全に干潮を迎えると、さすがに食いも止まったが、沖上り直前、潮が再び動きだしたところで、ボーナスフィッシュが登場。ビッグなオオモンハタをキャッチし今釣行を締めくくった。
例年初冬まで楽しめる伊良湖沖のウタセマダイ釣り。水温が下がってくるとマダイの型が狙え、ワラサやブリ、マダカ(スズキ)なども食ってくるので楽しみだ。
<五井貴矢/TSURINEWS編集部>