ジグサビキは、サビキとメタルジグのフラッシング効果で魚を掛けます。が、このハリ部分の装飾は使用と共に劣化してきます。魚が食わなくなったら、ワームをつけることで回復します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSいライター井上海生)
ショアバチコン的な使い方
今、一部のアングラーがショアバチコンといって、沖のバチコンの仕掛けをショアから遠投するという釣法をしています。キャロライナリグの、アクション激しめバージョンといったところでしょうか?筆者もちょこちょこやっているのですが、確かにショアバチコンリグでも日中に魚は釣れました。
ただ、ジグサビキにワームをつける、という方法も、よく考えればショアバチコンそのまんまのような気がします。フラッシング効果+ワームの誘いで、遠方のサバ、アジも攻められるかもしれません。悩ましいのは、メタルジグが光量のある時間しか効かないことで、実は光量の少ない曇天の日やナイトも試しているのですが、曇天の海では釣れましたが、ナイトはまだ釣れていません。
とはいえ、変則ショアバチコンとして、この、ダウンショットリグの下のおもりをメタルジグにしたようなショアバチコン(ジグサビキワーム釣り)釣り方は、アジングの延長でやる試みとしても新しいかもしれません。沖の群れをメタルで攻められるというのは、大きな強みです。
「自作」なんて考えないでおこう
一部、ジグサビキなんて自分で作れるよというDIYの噂もあります。器用な人はできるんでしょうね。ただ筆者としては、メーカー品をこうして使いきってしまう方が、楽で、いいと思います。ワーム装着でかなりジグサビキの寿命が延ばせるし、使わないワームを有効活用しながら始末するのにも、劣化したジグサビキバリにワーム、アリでしょう。
<井上海生/TSURINEWSライター>