「ジグサビキ」徹底解説 基本の使い方・釣果UPテクニック4選

「ジグサビキ」徹底解説 基本の使い方・釣果UPテクニック4選

ショアジギングでは、ジグの上に「ジグサビキ」という仕掛けをつけて、アジ、サバ、小型青物などを狙うことができます。ここではジグサビキの基本について解説しましょう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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ジグサビキとは

ジグサビキとは、その名前の通りですが、メタルジグの上につけるサビキのことです。仕掛けは釣具店なら200~400円程度、最近ではダイソーなどの100均ショップでも販売していて安価で手に入ります。

「ジグサビキ」徹底解説 基本の使い方・釣果UPテクニック4選メーカー品のジグとジグサビキ(提供:TSURINEWSライター井上海生)

ジグサビキを付けるメリットとしては特に魚の群れの密度が濃いときは効果的で、効率的に数釣りが狙えます。またメタルジグには小さなアタリしか出ないときにも、ジグサビキを付けることで掛けられる可能性が上がる場合があります。

仕掛けの構成

ジグサビキの構成は、上から、リーダーを結束する「スイベル」に「ミキイト」が付いており、途中で「ハリ(サビキバリ)」が付いた「エダス」が大体2つ程度あります。その下にミキイトがもう少し伸びて「スナップ」があり、そこにジグを取り付けるというものです。

普通にショアジギングするならば、リーダーの先にスナップをつけてそこにメタルジグを取り付けるわけですが、そのあいだに「ジグサビキ」がくる、という仕掛けになります。

ジグサビキのタックル

青物狙いであれば40g程度までのメタルジグを投げられる、ショアジギングロッドやシーバスロッドがあるといいでしょう。リールは4000番~6000番程度。メインラインはPEライン1.5~2号程度を巻きます。

「ジグサビキ」徹底解説 基本の使い方・釣果UPテクニック4選ジグサビキタックル図(作図:TSURINEWS編集部)

ただ、もう少し軽いジグで気楽にやることもできます。たとえば、筆者がスーパーライトショアジギングで使っているタックルは、バスロッドのMLクラスに、スピニングリールは2500番でPEライン0.4号、リーダーは12lbを80cm程度をつけて、最大15gのジグにジグサビキをセットしています。

「ジグサビキ」徹底解説 基本の使い方・釣果UPテクニック4選LTタックルでもジグサビキゲームは可(提供:TSURINEWSライター井上海生)

足場のいいところから、そんなに底が荒くない場所を打つので、これくらいの軽量なバランスでもジグサビキゲームが楽しめます。狙うターゲットのサイズによってタックルとジグサビキのサイズ、メタルジグのサイズを使い分けるといいでしょう。

ジグサビキのサイズにも留意

ジグサビキにはサイズがあります。上の画像の商品だと、S、M、Lとあって、それぞれミキイトとエダスの号数、ハリのサイズが異なり、これによって釣れる魚もかわってきます。筆者は中サバと小タチウオにMを使っていますが、小アジや小サバならばS、もう少し大きな魚やタチウオやサワラなどの刃が鋭い魚は、エダス号数が30lbは必要になるのでLと使い分けます。

時間帯は日中が効果的

ジグサビキの使いどころですが、基本的には日中です。それも海に光量が多い、晴れの日の朝や昼を勧めます。そもそも暗い海では青物類は基本的にメタルジグを視認できません。よって、ジグサビキの使いどころも日中となるわけです。

夜の使い方は?

とはいえ青物以外のターゲットや、サビキがメインであれば夜でもジグサビキを楽しめます。夜行性のタチウオやメバル狙いであればサビキにも反応がいいので、ジグサビキを使うメリットがあるでしょう。常夜灯周りのアジやサバをマイクロジグ&サビキで狙うなどの使い方もあります。

次のページでジグサビキの使い方&魚種別攻略法を解説!