揖斐川下流域の川岸から、ブッコミ釣りでウナギを狙った。今シーズンは過去3回、川岸からウナギを狙う難しさを実感、その貴重な体験を踏まえた4回目の釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)
本命ウナギ63cmキャッチ
最初のアタリは午後7時ごろ。いきなり大きくサオがしなり、かなりの大物の様子。だがここまで引くのは多分ウナギ以外の魚だろう。ハリスはフロロカーボンライン2.5号なので強引なやり取りができない。おそらく大型のアカエイだと思われるが、ライン切れとなった。
妻が一番左のサオに反応があると教えてくれた。近くにいた私がサオを持ってアワセを入れると、魚が掛かったような手応えがある。魚が必死に泳ぐ動きが伝わってくるが、重量感はない。もしかするとウナギかもしれない。
バラさないよう慎重に魚を寄せてきて魚影を確認すると細長い魚体!!久ぶりの良型ウナギだ。なかなか釣れなかったのでうれしかった。
貴重な1匹は白焼きに
その後はエサが取られるだけでヒットには至らず、午後11時にエサがなくなったので納竿した。
今回は冷凍カメジャコでも釣れるということが分かったので、生きたカメジャコが入手できて余ったら廃棄せずに冷凍しようと思う。これまで釣れなかったことも貴重な経験であり、これらも含めてウナギ釣りのコツをもう少しつかみたいと思った。試してみたいエサがあるため、次回の試行が楽しみだ。
貴重な1匹は妻がうまくさばいた。ウナギをさばくのは今年4匹目となり上達したようだ。白焼きにした後、冷凍保管し、丑(うし)の日にかば焼きにして食べる予定だ。
<週刊つりニュース中部版APC・石川友久/TSURINEWS編>
揖斐川