ライトゲーム界隈で近年「ドリフト」という言葉がよく聞かれる。簡単に言うとリグを漂わせて釣ることだ。軽量リグをふわふわさせておくと魚の口に入りやすい。ドリフト釣法を覚えておこう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
0.2g・0.6gを基準に
ドリフト釣法は0.2g、0.6gが一般的に基準となるヘッドウェイトだ。
もう少しやりやすそうな、手前で0.4g、沖で0.8gだと、ドリフトさせすぎていると根に捕まる。だから手前0.2g沖0.6gと気持ち軽くしてドリフトさせる。「ドリフト」という語が想起させるように、リグがふわふわ漂っているような状態を意識しよう。それが潮の中でナチュラルに溶け込んでいるアミに見えて、アジやメバルが口を使ってくるのだ。
メンディングとレンジの意識を
ドリフト釣法はレンジキープ釣法と似ているが、まったく違う。レンジキープはもっと釣り人主導で、手元に感触があり、狙うコースがある。つまり釣りに意図がある。
ドリフトは「放っとけ」。しかし最低限のリグ管理の意識は持ちたい。スラック回収、ラインメンディング。アタリの出方や、どこでアタったかを確かめるために、ラインとリグの所在(自分から見た方向・距離・レンジ)には神経を研ぎ澄ます。その上で放っておく。
<井上海生/TSURINEWSライター>