今年もハゼ釣りのシーズンがやってきた。ビギナーでも束釣り可能なシーズン初期のハゼ釣りのタックル、仕掛け、一日の釣りを快適に過ごすための持ち物などを紹介したい。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部)
その他の持ち物
続いて、タックル、仕掛け、エサ以外の持ち物を紹介する。
クーラーボックス
釣った魚を持ち帰るのとエサの保冷だけなら8Lクラスのクーラーで十分。しかし、飲み物なども冷やすとなるならそれ相応の大きさのものを準備されたい。氷は釣具店やコンビニなどで購入可能だが、最近は繰り返し使用できる保冷剤もかなり品質が向上しているのでこちらでもOKだ。
エサ箱
エサ箱は出来れば2つ用意したい。暑い時期に外に出しっぱなしにするのはエサが弱る原因になるので、基本的にはエサはクーラーボックスの中で保管しておく。すぐに使用する分として青イソメならば1~2匹程度を身に着けたエサ箱に移しかえる。このようにすることでクーラーの開け閉めを少なくし保冷力を維持するのと共に常に活きのいいエサで手返しよく釣りをすることができる。
ウェストポーチ
よく使用するハリやオモリ、ハサミなどはウェストポーチに入れておくと便利。エサ箱同様、身に着けることによって手返しがよくなる。ハサミに関してはできればピンオンリールを胸の辺りに付けて使用することをお勧めしたい。
ビクやバケツ
ビクは特に立こんで釣る時に便利だ。釣り終わってから陸に戻ってクーラーボックスに移しかえればいい。立ち込み釣り以外でも帰る時まで生かしておきたい場合にはビクを使用しよう。
護岸などの場合、ビクのかわりにバケツでも良いが高い釣場からでも水が汲めるようにロープ付の物がお勧めだ。
晴れて暑い日などはバケツの水がお湯みたいに熱くなっていることもあるので、釣った魚はなるべく早めにクーラーボックスに移しかえるようにしたい。またバケツは手を洗ったり、汚れた道具を一時的に洗うのにも便利なのでぜひ持参しよう。
ビニール袋
ゴミ袋として使用できるが、その他汚れた釣り具を収納するなど何かにつけて便利なので多め(3~5枚くらい)に用意しておきたい。
タオル
汚いものを拭く物1枚とバケツで手を洗った後など比較的きれいなものを拭く物の最低2枚はあると便利だ。
合羽
晴れていても急な雨に備えるべし。
日焼け対策・服装
最後に、日焼け対策と服装を紹介したい。
長袖、長ズボン
夏の日差しは想像以上に体力を奪うもの。日焼け防止対策として通気性のいい長袖・長ズボンがお勧めだ。
日焼け止めクリーム
服装でガードしきれない箇所は日焼け止めクリームなどで防御。
帽子&洗濯ばさみ
熱中症対策として必要不可欠。風で飛ばされないように帽子クリップの使用も忘れずに。それとは別に洗濯ばさみを帽子(キャップ)の翼に挟んでおくと、雨の日に帽子と合羽のフードを一体化できて便利。
サングラス
紫外線対策として眼の保護のためにできる限り使用したい。特に水の中を覗ける偏光サングラスの着用をお勧めしたい。
長靴
足場のいい釣り場ならばスニーカーでも可能だが少し立込んで釣りをする場合は膝くらいまでの長靴がお勧めだ。
携帯電話・カメラ
楽し思い出の写真や、万が一のSOSの時に携帯電話は重要。予備のバッテリーもあれば心強い。
弁当・飲み物など
釣りに夢中になると水分を取ることすら忘れてしまうこともある。喉が渇く前に必ず十分な水分補給をしよう!
釣り場の近くに飲み物の販売などがあるか分からない場合には、ポイントに着く前に準備しておくこと。長期戦になる場合はお弁当。そして、お財布も忘れずに。
以上、忘れ物がないようにチェックリストなどを作って、楽しい釣りを満喫できるように万全の準備をしてから出掛けよう。
<藤倉聡/TSURINEWSライター>