梅雨は産卵前の大型アオリの狙えるシーズンですが、釣り人の数が多く苦戦する時期でもあります。今回はそんなシーズンでも比較的釣りやすい沖磯でのエギングについて解説します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
沖磯の魅力
青物、ヒラスズキ、ロックフィッシュなど、堤防などの陸っぱりからは狙えないような魚種、サイズが期待できる磯。中でも渡船で渡してもらう沖磯は水深があり潮通しもよく釣り人にとって夢のような場所です。
アオリイカに限ったことを言うと、水深があるので水温が一定を保たれるため一年を通して釣果が出ること、プレッシャーが圧倒的に低いことが挙げられます。
沖磯エギングタックルと装備
沖磯ではまず絶対に装備しなくてはならないのが浮力体入りのライフジャケットと、フェルトスパイクの磯靴。この二つは自身の身を守る道具ですので必ず身につけます。
そして、帽子とグローブです。転倒時に手をついたりして手のひらを怪我するのを防ぎ、頭部も最低限守りましょう。
あとは陸っぱり用のエギングタックル、エギ、クーラーボックス、偏光グラス等等。普段釣りをする際に必要なものを持っていきましょう。
沖磯でのポイント
沖磯ではまず、磯に乗ったら周囲を探索してみましょう。早く釣りをしたくなる気持ちもわかりますが、まずは周辺の状況を把握するのが大事です。
藻場絡みのシャロー
沖磯で最も狙い目なのは藻場のあるシャローエリアです。これは陸っぱり同様ですが、水深のある沖磯ではシャローは必ずチェックすべきポイント。やる気のあるイカが差してくる上に、エギを沈める時間も短く手際よく探れるため激アツです。
潮目
アオリイカは流れに乗って来ます。磯では見渡す限り釣れそうな景色なので無闇に投げてしまいがちですが、これでは効率が悪いです。届きそうな潮目を見つけたらとりあえずエギを通してみましょう。
夢のような釣果も期待できる
画像はメジナ狙いで磯に上がった時の一枚。メジナ釣りを楽しみ、船の回収時間までの隙間時間でよさ気なシャローを見つけたので投げてみたところ、2投目でゲット。さらにその後30分で3匹追加というフィーバー。スレていないので連続してアタリが出続けました。船の回収時間までに余裕がなかったのが悔やまれます。