今さら聞けないライトゲームのキホン:魚の「重さ」とライン強度の関係

今さら聞けないライトゲームのキホン:魚の「重さ」とライン強度の関係

魚の重さは重要な要素といえる。特にライトラインを用いるライトゲーム対象魚は、魚種ごとのサイズと重さのおおよその関係を知っておきたい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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ライトゲーム対象魚の重さ

その他、カサゴ22cm級で146g。

今さら聞けないライトゲームのキホン:魚の「重さ」とライン強度の関係カサゴ22cm級は146g(提供:TSURINEWSライター井上海生)

メバル22cm級で173g。

今さら聞けないライトゲームのキホン:魚の「重さ」とライン強度の関係メバル22cm級は173g(提供:TSURINEWSライター井上海生)

タケノコメバル35cm級で377g。

今さら聞けないライトゲームのキホン:魚の「重さ」とライン強度の関係タケノコメバルは35cm級で377g(提供:TSURINEWSライター井上海生)

カサゴ、メバルはエステル0.2号で抜いている。タケノコメバルはボトムで掛けたときに引きの感触からアジではないと分かったので、強めにドラグを入れ直してほとんど力で巻き上げたが、魚の重さ+水圧がかかっても、水面に浮かせるところまでは耐えた。

ちなみにこの翌日、40cmのキビレも同じエステル0.2号で獲っている。根に潜られない限り、エステルも浮かせるところまではなんとかなる。ただ魚の重さが300g以上となると、取り込みにはタモが必要だ。

魚はそんなに重くない

経験上、ドラグを使えばエステルラインの張力限界は相当補えると知っていたが、計測してみて、実際に魚の重量がこれくらいしかないのには驚いた。これならほとんどドラグフルロックでも獲れそうなものだが、まあ、でも暴れられたときの瞬間的な力は怖いのでそれはできない。ちなみに尺アジも200g程度までだと聞く。釣ったらまた計測してみたい。

最後に。今回の魚は、アジを除いてすべて抱卵していない。抱卵している個体は極端に重くなるので、エステルでは絶対に抜き上げてはいけない。私の直近の失敗からいえば25cm級のメバルは、おそらく抱卵個体ではないがエステル0.2号で1m程度の足場でも重くて切ってしまった。大型はラインの力を過信せずに、タモ入れすべきだろう。

<井上海生/TSURINEWSライター>