クロダイ狙いのフカセ釣りにおいて、コマセ(まきエサ)のレシピはとても重要です。今回は、冬の低水温期の配合術を解説します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)
冬のクロダイ釣り
冬のフカセクロダイ釣りは1年の中でも難易度が高めです。水温が低いのでクロダイの活性が低く、食い渋りが多発することで「いるのに食わない」という状況に陥ることも。また、冬になると多くのクロダイは水温の安定する深場に移動してしまうので、絶対数が少ないことも挙げられます。
我慢の釣りになりやすいですが1匹の価値を求めて冬のクロダイに挑むフカセ釣り師は少なくありません。水温が低い時期はエサ取りが少ないので、アタリがあれば本命ということが多いです。冬のクロダイは底を攻めるのが基本なので、まきエサもさしエサもしっかりと底に届けることが重要になります。
低水温期のクロダイ
低水温期はクロダイの活性が低いことが多く、食い渋りが多発するのでエサの食い込みが悪くなります。そのため、アタリがあってもなかなか食い込まずに素バリを引いてしまうことも。運良くヒットに持ち込めたとしてもハリ掛かりが浅いので常にバラしてしまうリスクがつきまといます。
このような状況を打破するためには配合エサにこだわることが重要です。配合エサの成分でクロダイの活性を上げることで食い込みがよくなり、キャッチできる確率も上がります。冬は配合エサの重要性が増す時期なので、エサの購入時はじっくりと吟味してから選ぶようにしましょう。