3月6日、ホームグラウンドの西中国山地・高津川水系の紙祖川で渓流釣りを楽しんだ。この日は"黄金ヤマメ"を含め20尾の釣果を得たので、その模様をお届けする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・藤本繁樹)
紙祖川で渓流釣り
今年も渓流魚解禁シーズン到来。3月6日、ホームグラウンドの西中国山地・高津川水系の紙祖川(島根県益田市匹見町)にやってきた。
当日の天候は曇りで、昨年とは違いこの冬は積雪にも恵まれ、水量も豊富。前日までに降った雨で積雪も溶かされ、水温も低すぎず高活性が期待できる。
土日で釣りをするつもりで、土曜日の当日は夕マヅメ狙いの午後4時スタート。
入川ポイントは、深くても膝上程度の浅場、いわゆるチャラ瀬。解禁から日がたっている上、人気ポイントであるだけに魚影の濃さが心配されたが、いつもの仕掛けにエサのミミズをつけると、第1投から好反応の連続となった。
待望の1尾目は15cmと小ぶりではあるものの、元気よく軟らかめのサオをよく曲げてくれた。
対岸ヘチから18cm黄金ヤマメ
誰もが狙う流れの筋を外し、対岸のヘチから30cm以内に投げて流す。反応はよく、仕掛けを入れる度にエサを追ってきた。小型が中心であったのだが、流す筋をさらに対岸ギリギリにずらして、魚の反応に応じてアワセを入れると、ズッシリとした手応え。黄金色に輝く18cmが水面を切って姿を現し、タモに飛んできた。
この辺りによく見られる黄金色に輝くヤマメを私は”黄金ヤマメ”と呼んでいるが、見た目だけではなく風味も違う。久しぶりの再会に時間を忘れ、釣りに集中した。
最終釣果と今後の展望
その後も狙った筋で次々とヒット。目印が見えづらくなり、薄暗くなっているのに気付いた5時30分に納竿とした。釣果は10~18cmの20尾であった。15cm以下はすべてリリースした。
小型中心だったが魚のコンディションは良く、元気いっぱいで楽しませてくれた。これから水温の上昇とともに、さらなる良型が姿を見せてくれるだろう。
<週刊つりニュース西部版APC・藤本繁樹/TSURINEWS編>
紙祖川
高津川漁協:TEL=0856(25)2911
遊漁料=日釣り券2200円、年券(12種)6400円、アユ年券(11種)1万2700円