アジングロッドは、レングス(長さ)によって用途が幅広く、異なる。短いところでは4ft台、また長いところでは7ft台まで、レングスによる使い分けを確認しておこう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
ティップ&ベリーにも注目
レングスに関して使い分けがわかれば、サオのティップや、ベリーの仕様もよく見たい。
基本的に現在のアジングロッドは魚のバイトに対して自動的にアワセが効くソリッドティップがメインだ。チューブラーとなると、サオのメーカーにもよるが、プラッギングがメインとした設計が多い。
ティップの硬い・軟らかいは好みが分かれるところだが、筆者としては、どちらかといえば軟らかいサオを推したい。「UL」、ウルトラライトというような表記のサオだ。ベリーの近くまでサオ先が入りやすくなっており、アジを乗せ掛けしやすい。
ビギナーは6ft台から
これからアジングを始めようという人には、6ft台をオススメする。それもティップは軟らかめに味付けされたものがいい。基本的にこれで何でもできる上、上述のように冬の漁港周りのメバリングへの流用も効くので、なんでも釣れてくれるサオとして重宝するはずだ。
中級者以上には5ft台を勧めたい。特にこれがチタンガイドを実装した感度の良いサオとなると、手元にビビッとくるアタリの明確さと合わせて、アジングを一層楽しめるはずだ。
<井上海生/TSURINEWSライター>