2月11日、関西の投げカワハギの聖地とも言える和歌山県串本町に釣行し、本命の良型カワハギを仕留めたので、その模様を紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・長谷川靖之)
近投が当たり連発
するとこれがビンゴで、サオ先をたたくアタリ。パシッとアワせるとカワハギのような感じだ。近投なのですぐに上がってきたのは22cmの中型。当日は数が揃っていなかったので、ここからは手持ちで磯の周りを探ってみることにする。
小型が数匹釣れた後、ゴツンという強い節アタリをキャッチ。しばらく食い込むのを待っていると、サオ先を一気に持っていくアタリにかわった。ここでガツンとアワセを入れる。船でのカワハギ釣りは繊細なアタリの見極めが必要だが、投げ釣りの場合、仕掛けが底をはっているので、エサ取り名人もこのような大きなアタリを出すのが面白いところだ。
これはなかなかの重量感でテンビンが見えてからも激しく底に潜ろうと抵抗する。構わずに一気に抜き上げたのは一目で30cmオーバーとわかるグッドサイズだ。お腹も大きく肝パンを予感させる。遠投にこだわり過ぎず、幅広く探ることも必要だと再認識した。
ヒラバエの状況と今後の展望
その後も午後2時の納竿まで遠近を探ったものの、追加のカワハギをキャッチすることはできなかった。
ヒラバエに渡った3人もあまり芳しくない釣果で、長岡さんが27cmを2匹、西さんが26cmと29cmを仕留めたのが目立ったくらい。
串本大島のカワハギは3月~4月がピークなのでもう一度狙ってみたい。
<長谷川靖之/TSURINEWS・WEBライター>