阪本智子の沖釣りインプレッション【神奈川県忠彦丸・LTタチウオ】

5月21日(月)。気温は20度前後。潮風が吹くと最高に気持ちいい釣り日和。この日は、まだ始まったばかりのタチウオ釣りに行ってきました。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

船釣り エサ釣り

まずは船長のレクチャーから

タチウオとタックル。

お邪魔したのは東京湾金沢八景(漁港内)忠彦丸

タチウオを狙うのは今季初。

刺し身に塩焼き、蒲焼きもいいなぁと、頭のなかは食べることでいっぱいでした(笑)

ちなみに前日の釣果は船中23本。

オデコの人が4人いたそうで少し不安。

「これはマズいぞ。」

どうしても食べたい私は、「なんとしても釣るしかない!」とさらに気合が入りました。

船長のレクチャーをしっかりと頭に入れます。

出船前、船長のレクチャーがあったので真剣に聞きました。

細かく聞いたので、ここで少しだけ紹介。

【仕掛け】

まず、大事な仕掛け選び。

タックル図。

ハリは基本、専用の1号を使用。

魚が大きければ2号にしてもいいそうです。

パイプが付いている仕掛けはそれを外し、ハリのブレを少なくするためハリスを軸に結び直す。

エサはサバやコノシロの切り身を使います。

付け方が仕掛けによって違うのが驚きでした。

ハリの内側と外側にケンがある場合は、身のほうからハリ先を入れて短く縫い刺しに、ケンまで入れて軽く引っ張って、落ちないのを確認してからもう一度縫い刺しで止めます。

逆に、外側にケンが2つあるタイプは、皮の薄皮から刺し、さっきと同様にしっかり付けます。

天ビンでのタチウオ釣りは、エサを付けたルアー釣りのようです。

何度も諦めずにアタックしてくるタチウオにとって、このエサ付けはもっとも肝心なポイント。

【誘い方】

誘い方を学んで釣果アップ。

次に誘い方。

船長はタナの下限・上限をアナウンスします。

タチウオの群れが下がらないよう、下限の指示は必ず守ること。

上限はアタックがあればどんどん上げても大丈夫だそう。

そして誘いパターンは2つ。

①小さな誘い:誘いながら少しずつイトフケをとっていくジギングのようなアクション(ゆらゆら動く)。

②ストロークの大きい誘い:しっかり誘って、止めてから巻くスロージギングのような動かし方(跳ねるように動く)。

魚の活性がいいときは①、悪いときは②がいいそうです。

どちらの場合も、アタリがあっても掛かるまで誘い続けるのがポイントですよ。

これだけ細かく教えてもらえたら釣れる気しかしない!

タチウオ探して久里浜沖へ

準備ができたところで7時半に出船。

30分ほどで最初のポイントに到着。

船長がベイトの反応を探します。

しばらくたっても船が止まりません。

見つからなかったようで再び移動。

30分くらい走ってポイントへ。

ここでもしばらく反応を探してみるけど見つからない様子。

さらに移動して、久里浜沖に到着。

ここでようやく船が止まった。

いよいよ釣りスタートです。

指示ダナは90~80m。

コツンっとアタリが?

ピョンピョンと細かく誘ってみると、すぐにコツンとシグナル。

そのまま誘い続けるけど食ってこない(涙)。

でも、1投目からアタったことが嬉しい。

すぐに巻き上げてエサを付け替え、再度同じ誘いをしてみます。

うーん、反応なし。

群れが船下から消えてしまったようです。

待望のキラキラタチウオ1本目!

すぐに小さく移動。

続いて指示ダナは100~90m。

誘い上げてくると、またアタリ…。でも掛からない。

「食いきれないのかな?」と思い、誘いの強さを弱めて、フワッフワッと、優しく動かしてみる。

すると、下限から5m誘い上げたところでコツン。

そのまま誘い続けると、やっと掛かりました。

〝グッ!〟と重みが乗った瞬間がやっぱり最高。

上がってきたのは指3本半ほどのタチウオ

タチウオ釣れました~。

キラキラして、何度見てもきれいでした。

その後も同じ誘いで連発。

「よし、掴んだぞ!」

魚の動きが早いようで、船はひん繁にポイントを移動。

やはり状況はあまりよくないようです。

釣れるタイミングにパラパラと釣れて、ダメな時間はいても食わないという感じでした。

食うタイミングがいつか分からないので、アタックがあるのを期待して、シグナルがくるまでネチネチ誘い続けます。

タイミングが分かりやすいのは周りの人に当たりが出たとき。

そこがチャンスタイム。

集中して誘って釣り上げました。

11時までになんとか5尾。

後半は移動の時間がどんどん長くなりました。

1時間ほど移動して残り1時間。

このポイントでは、試しに普段テンヤ釣りのときやるように電動リールの巻き上げ速度「3」で、巻きながら誘ってみました。

するとゴンッと一発でハリ掛かりする重みのあるアタリ。

上げてみると指5本の良型。

「こういう誘いもありなんだ!」と新しい発見でした。

5本指サイズ。

ずっと同じ仕掛けを使っていて掛かりが悪くなったので、最後は新しい仕掛けに変えて7尾目を釣り上げ沖上がりの時間。

持ち帰ったタチウオは、刺し身、せごし、蒲焼き、梅大葉天ぷらにして美味しくいただきました。

脂が乗っていて絶品だったなぁ。

<阪本智子/TSURINEWS編>

▼この船について
忠彦丸
エリア:東京湾(横浜)エリア
出船港:金沢港

この記事は『週刊つりニュース関東版』2018年6月15日号に掲載された記事を再編集したものになります。