初心者マークがなかなか外れない私は、いまだにタックルセッティングに迷走中。早く決定打を見つけたいところだ。6月5日、解決策を探るべく岐阜県高山市を流れる庄川へ向かった。
![アバター画像](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2018/07/a2917596e47fb660abc5a2a7e64afd6e-96x96-32x32.png)
PEラインでバラシ連発
最初に選んだポイントは桜香の湯下だ。
各地でアユが解禁したためか、釣り人の姿は見えない。
いったん下流まで歩いて下り、入渓地点まで釣り上がることにした。
渇水傾向だが、どうにかルアーを引けるだけの水量はある。
早速キャスト開始。
水中には来年に向けて稚魚放流されたヤマメたちも高活性。
必死でルアーに追いすがってきて微笑ましい。
岩と岩との間にDコンタクトを通してやると、早速下からイワナが飛び出してきてヒット。
しかし足元まで寄せたところでバレてしまう。
流れが効いている所を流すと今度はヤマメがヒット。
しかし、またしてもバレてしまう。
使用しているのはPEライン。
前回の釣行では問題なく使えたのだが…。
この後も5連続バラシを達成。
車に戻りナイロンラインを巻いたリールにチェンジしたのは言うまでもない。
ナイロンラインへ変更
![渓流ルアー釣行:連続バラシからタックルを再考【岐阜県・庄川】](http://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2018/07/20180622ks2704.jpg)
次に車で大きな水車が目印のそばの里の下に移動。
ここでも同様に少し下流へ移動してから釣り上がる。
対岸はコンクリート護岸。
太い流れになっていて、いかにもヤマメが着いていそうな雰囲気だ。
流れ込みが絡んでいるため、まずは流れ込みの下流側を攻めるが無反応。
次に流れ込みの上流にロングキャスト。
早めのトゥイッチでヒットしたのはヤマメ。
今度は慎重にと思い、ずり上げたらまたしてもバレた…。
気を取り直して再度キャストするとヒット。
今度はバラすまいと、ものすごい勢いで回収し無事ヤマメをキャッチ。
ようやくホッとひと息つけた。
釣り上がっていくと、ルアーを引くのにちょうど良い水量の流れが続いている。
水中の岩のおかげで流れの強弱やヨレができていて、丁寧に通すと残っていてくれたヤマメがヒット。
どうなることかと思ったが、ようやくちょっと釣った感が出てきた。
御手洗川へ移動
![渓流ルアー釣行:連続バラシからタックルを再考【岐阜県・庄川】](http://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2018/07/20180622ks2702.jpg)
昼食を済ませて、気になっていた御手洗川をしっかり攻めてみることにする。
散々たたかれているであろう庄川はパスして、源助橋からスタートした。
底は岩盤で水深は浅い。
しかし、所々にある岩周りを攻めるとイワナが飛び出してくる。
小型のイワナの姿も多くテンションが上がる。
良型がヒットするもまたしてもバラしてしまった。
釣り上がっていくと、治右ェ門橋辺りからは川幅、水深共にやや広くなってきた。
橋の下の淵でようやく初イワナをキャッチ。
![渓流ルアー釣行:連続バラシからタックルを再考【岐阜県・庄川】](http://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2018/07/20180622ks2703.jpg)
ここからはイワナの魚影が濃くなり、これまでがウソのようにヒットが続く。
しかし、全てお子様サイズだ。
幼魚虐待になるため全て水から上げずにオートリリース。決してバラしているのでない。
いや、やはり正直に言おう。
連続バラシだ。
その後、ひるがの高原までの区間を、車を走らせながらランガン。
小型イワナのキャッチが続き、午後2時ロッドオフとした。
途中、ロッドを硬めにチェンジしてみたが、チェイスが減ってしまった。
私にはロッドは軟らかめが、アクションがうまくつけられるのが分かった。
ラインはナイロンで決まり。
ようやくタックルセッティングに光明が見えた釣行だった。
<週刊つりニュース関西版 APC・松田久史/TSURINEWS編>
庄川漁業協同組合