新型ウイルスの感染拡大を受けて二度目の緊急事態宣言が発令され、3月までの延長が発表された。しかし該当都府県の釣り人はこの自粛期間をそこまで後ろ向きにとらえることはない。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター 井上海生)
タックルメンテナンス&新調
巣ごもり期間中はタックルのメンテナンスもしたい。いつも以上に釣具の手入れに手間をかけてやってはどうだろうか。ロッドのブランクスを磨く、ガイドの錆を取る、リールに注油、ベアリング追加。家で愛機を触る時間は、やがてフィールドに出るときのイメージ、釣りというハンティングの楽しみを増幅させてくれる。
ちなみに2021年はD社でリールが入れ替えのタイミングになる。リールの買い替えをサスペンドしていた人は、今だ。2月くらいから店頭に並ぶようなので、触りにいきたい。
ロッドに関しても面白い情報が出てくるのは3月くらいから。すでに店頭に並んでいるものとスペックを比べ、熟慮できるタイミングだ。
けれど、どうなんだろう……新しくなるリールやロッドがいいとは限らない。スペック表をよく見比べると、「なんで?」と思うようなセッティングで新商品が出てきて、すべて入れ替わると、いいなと思いながら保留していた旧型が買えなくなることがある。
各釣具店でセールのタイミングは2~3月。決算前のこの時期に釣具が安く買える。とはいえ今年はこういう状況が続くので、密を避けるため各釣具店が控える可能性もあるが、オンライン店での動向もあるだろうし、照準を絞っておきたい。
ステイホームを有意義に
今年は寒い冬だ。先日は大阪府内では珍しい積雪もあった。真冬日が続き、それでなくても大阪南港には魚が入っていないし、メバルも渋い。そうでなければ私は週に3回くらい釣りに行くので、この寒さとステイホームで生活にちょっと別のペースが導入されている。
ゆっくり、ゆっくり、焦らずに。釣り動画などを見ながらまた勉強しようと思う。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>