今回は、釣りザオや釣り道具を飛行機に持ち込む際の注意点を紹介します。これから遠征釣行にトライしてみたいと思っている方の参考になれば幸いです。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・宮崎逝之介)
乗り継ぎ時の注意点
特に気を付けてほしい点が、複数の飛行機を乗り継いで遠征地に向かう場合です。その場合は複数の機体を乗り継ぐことになるため、一番条件の厳しい機体の「長さの目安」を想定しておいたほうが安心です。最初に搭乗する飛行機の荷物の「長さの目安」が200cmまでOKでも、乗り継ぎ後の飛行機が160cmまでであれば、160cmを「目安」にしておいたほうが安心でしょう。
LCC系の寸法制限
LCC系の航空会社では釣りザオや長尺荷物の対応についてホームページに特別な記載がなかったり、荷物の数量によっては有料になったりと状況が異なるので、各社個別に最新情報の確認が必要です。
ちなみに、2021年2月5日時点の主なLCC系で釣りザオに適用されそうな寸法制限の情報は以下のようになっており、機体ごとではなく画一的な寸法制限のようです (料金や最新情報については必要に応じてご確認をお願いします)。
・ピーチ 3辺合計203cm以下
・JETSTAR 長さ230cm以下
・SKYMARK 長さ280cm以下
・エアードゥ 3辺合計203cm以下
数量の制限
ANA、JALの大手航空2社は総重量20kgまでの預託荷物は個数に関係なく無料で預かってくれます。なので、釣りザオも数量についても制限は特になく、釣りザオを含む預託荷物の総重量が20kg以内であれば追加料金なしで輸送してもらえます。
とはいえ、現地での移動なども考えれば、なるべくまとめてパッキングしておくに越したことはないでしょう。LCCの場合は荷物の数量ごとに料金が発生したり、数量制限があったりするケースもあるようですので、やはりまとめてパッキングしといたほうがよさそうです。最新情報はその都度確認をお願いします。