釣友の浜ちゃんがジギングに挑戦したいということで、1月中旬に釣行。今回は愛知県・南知多町片名漁港のみやけ丸にお世話になった。当日は潮が良くなかったようで苦戦したが、チャンスタイムに貴重な1匹をキャッチした。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・佐久間由郎)
みやけ丸でジギング
愛知県・南知多町片名漁港のみやけ丸の駐車場に午前6時に集合。6時半前には船が岸壁に着岸し、船長の指示で釣り座が指定されて15人の釣り人が乗り込む。私たちは左舷胴の間だ。
船長から「ジグは200g前後を使って」とアドバイス。CB―ONEのSSR633FBにシマノグラップラー301HG、ラインはPEライン2号でリーダーとしてナイロン10号だ。
トモではブリが浮上
7時ごろに出船。40分ほどでポイントに到着。水深は50m前後だ。船長の合図でゼンメ型のジグを、サミングしながら落とす。ジグが着底したら、3回ほどワンピッチジャークを入れて最後にロッドを大きく振り上げ、すぐに下げてジグをフォールさせる。このフォール中にヒットすることが多いらしい。
この一連の動作を底から20m上まで続ける。浜ちゃんもユーチューブでしっかり研究してきたようで、初めてのジギングとは思えない。
しかしアタリがない。トモではブリが上がったようだが、私から見える範囲でヒットはない。
ジギングはひたすらロッドを持って誘い続けることが肝心。これがオジサンには結構ツライのだが、ガツンとしたアタリと強烈な引きを味わいたく、一所懸命頑張る。
オマツリで痛恨の時間ロス
1時間半ほどたったころ、右舷が騒がしくなってきた。チャンス到来かとロッドを持つ手に力が入る。そして、着底後の最初のフォールでガツンときた。素早くアワせると、ロッドがガンガンたたかれる。強烈な引きを味わいながらも、慎重にやり取りをする。
船長に声をかけるが、右舷に行ってしまっているようで、浜ちゃんがタモを持って待機してくれる。そして、ようやくリーダーが見えるかというところで、船下にラインが持っていかれた。右舷とオマツリだ。これで魚は逃げてしまったようで、オマツリをほどいた船長からジグだけを渡された。残念!
チャンスタイムにワラサ浮上!
だがチャンスタイムは続いているはず。ジグを結び直し再投入すると、すぐに答えが返ってきた。ヒットだ!
今度は強引に巻き取る。やがて白い魚体が見え、浜ちゃんの差し出したタモに入ったのは、丸々としたワラサだ。