ナイトアジングにおいて最後のオプションとなるプラッギング。使いどころは限られるが、それでも何かひとつ頼りになるプラグがあると心強い。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)
スプーンも選択肢の1つ
筆者はまだ使用したことがないが、アジングにスプーンという釣り方があるのは有名な話である。高活性時には結構食ってくるらしい。メタルでもそうだが、スプーンなどは明確にきらめきと、ティンセル(ハリの毛飾りのようなキラキラした装飾)が効くのだろう。
余談だが、ティンセルはほとんどサビキみたいなものである。みなさんもサビキ釣りをしていて、サビキカゴにオキアミを入れていないのにサビキ師の潮下で釣りをしていたら、サビキバリにアジが掛かった経験をしたことがあるのではないのだろうか?
実際、私もティンセル付きのジグヘッドを実はケースに忍ばせていて、こっそりサビキ師の横でおこぼれをもらうことがある。ワームで物感を出し、ティンセルバリで食わせるイメージだ。
プラッキングは最後の手
最初にも述べたが、近距離戦のアジングでは98%がジグ単となる。ワーミングファーストだ。生エサには反応でかなわないが、型にハマれば大型が連発できるのは、生エサよりもむしろアジングではないだろうか?
プラッギングは最後の手である。あるいは、ジグ単でもそもそした反応しか出ない、乗せきれない理由はわからないがバイトが決まらないとき、プラグを通すとすんなり乗ることがある。奥の手として、メタルルアー、ミニクランク、スプーンの何かひとつは持っておきたい。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>