冬が本番のターゲットといえば、ロックフィッシュ。カサゴを筆頭に、タケノコメバル、ムラソイ、クロソイと魚種は豊富。今回は冬の貴重なルアーターゲットにスポットを当てよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
ロックフィッシュゲームのルアー
次にロックフィッシュゲームに使用するルアーについて紹介しよう。
ジグヘッドの選び方
使うルアーはジグヘッドと呼ばれる、ハリとオモリが一体になったものだ。このハリにワームを刺して使う。ジグヘッドの重さは、1~5gぐらい。主に使うのは1.5~3g辺りだろう。形状はさまざまだが、ハリの軸がやや太めのものがお勧めだ。
ワームの種類
ワームも多種多様に販売されているが、テール(尻尾)の形状で呼び名が違う。まっすぐなテールのピンテール、クリンと曲がったカーリーテール、巻くと微振動を起こすシャッドテールなど。
ロックフィッシュの場合、ワームの形状で違いが出ることはあまり少ないので、好みで選べばいいと思う。だがセイゴやアジ、メバルなども狙える場合は、ピンテールが有利になるので1袋ぐらいは持っていた方がいいだろう。
またルアーとラインの接続には、極小のスナップがあると便利。ルアーの交換を素早く行えるのは、手がかじかむ季節にはありがたい。
その他の装備
夜の海辺は極寒だ。防寒対策は万全に。つい上に着る防寒着に目がいきがちだが、大切なのはインナー。発熱素材のインナーを着込んで、なるべく厚着しないようにしよう。あまり着ぶくれすると、釣り場に動きにくいうえ、ライフジャケットも着にくくなる。
手袋も必須。ルアーの交換や手に伝わる感覚を逃さないため、指を切ってあるタイプがお勧め。ナイトゲームがメインなので、偏光グラスなどはいらないが、頭部を保護する帽子は必須。もちろんライフジャケットは必ず着用しよう。
他にはハリを外すプライヤー、タオルなども。ルアーやリーダー、これらの小物は、ウエストバッグかショルダーバッグに入れておけば、移動も身軽にできる。