地磯エギングでアオリイカ3杯 伊豆エリアの定番エギとは?【稲取】

地磯エギングでアオリイカ3杯 伊豆エリアの定番エギとは?【稲取】

静岡・東伊豆の稲取地磯へ夕マズメ~ナイトのエギングに出かけた。水温低下傾向の12月に、潮の動いたタイミングで3杯のアオリイカを釣り上げた。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・野中功二)

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野中功二

伊豆をメインフィールドとするローカルアングラー。エギングメインですが、ジャンル問わず、海山に囲まれ自然に恵まれた伊豆で旬の釣りを楽しんでいます。

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ソルトルアー エギング&イカメタル

稲取・黒根岬でエギング

12月29日、静岡・東伊豆の稲取エリアへ陸っぱりエギングに出かけた。黒根岬は、稲取火山の溶岩が相模湾に流れ込んだためにできた、磯釣りの名所だ。黒根岬の北の海岸では、「はさみ岩」と呼ばれる芸術的な岩体が造られている。

釣り座のメインは「ひらとこ」、「じんざえもん」、「うのくそ」の3か所。足場は良いがウネリがある場合は気を付けて入りたい場所である。水深もあり、潮も走る。近年、ロックフィッシュのポイントとしても人気が出始めた場所だ。もちろんエギングの実績も地元では有名である。

地磯エギングでアオリイカ3杯 伊豆エリアの定番エギとは?【稲取】実績場、ひらとこの風景(提供:WEBライター・野中功二)

タックルと作戦

当日は南の風の逃げ場で、天候も晴れ。潮も中〜大潮のかわり時だ。干潮での入釣である。平日の夕方など、貸し切りの時が多く、この日も貸し切りでのスタートである。

タックルは、アサルトジェットtypeS90にヴァンキッシュC3000のスピニングリール、ラインはアーマードF+proの0.6号。浮力のないラインを使い、風対策をした。エギは3.5号をメインにし沈下速度、アクション、カラーを考慮して使い分けた。

月夜の対策としてカラー選択をメインに考え、フォローでアクション、フォール速度の違うエギを試した。月が出ればケイムラ、ローライトには赤テープとオリーブ系を揃えてみた。ポイントに着くと、まだ明るい。潮も下げ初めた状態だ。様子を見るため、サーチ的に横ダートより、縦系のエギをチョイスし、スピーディーに探る。

早々に本命アオリ

キャストして、テンションフォールでカウントダウンしてからのアクションを入れる。イカに見つけてもらうように、小刻みよりやや大きくシャクり上げてはテンションフォールで待つ。フォール時間をかえて誘っていると、「コン」とバイトが……。しかし、ラインが張ることも緩むこともない。

次のターンで、イカがエギの後ろにいると思い、シャクり上げてはテンションフォールしたが反応がない。短く2回シャクってからのテンションフォールでラインが「フッ」と緩んだところで即アワセ。ガッチリとカンナに掛かりアオリイカがヒット。

地磯エギングでアオリイカ3杯 伊豆エリアの定番エギとは?【稲取】1杯目の取り込みに成功(提供:WEBライター・野中功二)

明るいうちに1杯釣れてまずは一安心。

地磯エギングでアオリイカ3杯 伊豆エリアの定番エギとは?【稲取】まずは1杯目をキャッチ(提供:WEBライター・野中功二)

ケイムラ紫カラーで2杯目

その後は暗くなったこともあり、エギカラーををケイムラの紫系にかえてみる。月明かりにより、薄っすら見える潮目に向けてロングキャスト。イカが浮き出すと考え、カウント15でアクション開始した。

派手に動かさずキッチリと潮の重さを感じながら、ていねいにダートアクションさせると、引ったくるようなアタリをとらえてアオリイカを追加できた。キロアップとはいかなかったが2杯目をゲット。

地磯エギングでアオリイカ3杯 伊豆エリアの定番エギとは?【稲取】2ハイ目は小型でリリース(提供:WEBライター・野中功二)

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