寒波到来でそろそろ寒グレがシーズンインするのでは?と、12月18日に三重・尾鷲へフカセ釣りに出かけた。まだまだ本調子ではなかったが42cmが出た釣行をレポート。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・田中耕二)
軽量仕掛けで42cm
後半戦も船着きで再開。幸いなことに潮が地の地向きに流れている。こいつは来ると思うのだが、食いが渋い。ウキを押さえるが食い込まない。ハリスを磯フロロ1.75号に、ハリを身軽グレ5号と軽くした。ウキも重いゼクトαから同じゼクトMサイズ0αに変更。直結部分に打っていたジンタンも外した。
沖に打った仕掛けが馴染むのを待って静かに張りを作る。ウキがジワジワと1ヒロほど入る。磯からワンドにかけて段々に溝があるので、そこにねじ込み、張って待つ。ボヤッと見えるウキがスッと動きラインが走る。アワセを送るとガツンとロッドが止まり、ジリジリとドラグが滑る。深くで掛けているので、余裕はない。
強引にロッドを立てて魚を止め、引き寄せる。魚が走る方向にロッドを倒し、静かに浮かせるようにすると大人しく棚の上に出てくれた。グレだ。2度ほど締め込まれたが、タモに収めてガッツポーズ。まだ少しスマートであるが、42cmの良型をキャッチ。
2ケタキープの釣果に
この後も潮の動きに合わせて狙うポイントを変更しながら納竿までに2ケタをキープした。不思議と42cm以外は、ハンコを押したように30cm前後だった。どうしたらサイズアップできるのか、グレ釣りは悩ましいから楽しい!
<田中耕二/TSURINEWS・WEBライター>