2021年の大阪湾「青物」は好調継続? 昨年の釣行を振り返る

2021年の大阪湾「青物」は好調継続? 昨年の釣行を振り返る

新年となったが、新型コロナウイルスの脅威は当分続きそうな雰囲気だ。主にマイボート派の筆者が、青物の多かった2020年秋の大阪湾の釣りを振り返る。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・有吉紀朗)

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有吉紀朗

1967年兵庫県明石市生まれ。奈良県在住。水産系の学校出身で仕事も水産系。小型船舶免許も高校生で取得。釣り歴40年以上だけど下手の横好きで自分が釣れれば誰でも釣れる。

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関空沖でメジロも

12月6日は、まだ暗い中をオリオン座を目指して走る。風も波もない。関西国際空港沖で竿を出す。まずジグで斜め引き。数投目でツバスが釣れた。何度か流し直した時、ツバスではない魚がヒット。ドラグが滑るのが気持ち良い。上がってきたのは70cmのメジロクラス。

あまり青物ばかりあっても食べきれないので、次は胴突き仕掛けで五目釣りをする。30号のオモリを水深30mの海底へ送り込む。エサはアオイソメ。ジギングで疲れたのでのんびりしようと思っていたのだが、忙しいほどのアタリ。18~26cmの小アジが釣れてくる。チャリコ大、サバも交じりイケスは水族館のようになった。一番うれしかったのが肝パンのカワハギ。肝醤油で食べた刺し身はたまらなかった。

泉南沖ではツバス

12月13日、ジギングでの青物狙いで泉南沖にマイボートで釣行した。2020年は青物が例年より多いので、常にハマチ狙いが主体だ。風が出てくる予想だったので、夜明け後すぐに出港して関西国際空港周りで魚を探すが見つけられず、淡輪の沖でジグを投入。

ワンピッチで誘うとガツンとヒットした。あまり大きくなく上がってきたのは40cmのツバスクラス。しかしすぐに風が出てきて飛沫がかかるような波になってきたので退散。これで2020年の釣り納めとなった。

2021年も青物襲来?

2020年の秋を振り返ってみたが、つくづく感じるのは、マイボートは孤独で自由、三密にもならない。右に行くのも左に行くのも釣れなくても自分の責任である。だから面白い。

また、ブリの仲間は毎年同じコースを回遊することが多い。2021年も回遊して楽しませて、素敵な1年になれば……と思う。

<有吉紀朗/TSURINEWS・WEBライター>