遠投記録保持者が教える『遠くに投げる』コツ:スリークォータースロー

遠投記録保持者が教える『遠くに投げる』コツ:スリークォータースロー

前回は投げ釣り遠投の基本、「オーバースロー」を解説。スポーツキャスティング大会で優勝経験がある著者が、今回はさらに遠投が可能になる「スリークォータースロー」の方法を紹介!

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・松尾幸浩)

松尾幸浩

1954年兵庫県三木市生まれ。全日本サーフキャスティング連盟兵庫協会神戸投翔会名誉会長。DAIWAフィールドテスター。キス数釣り競技から大物狙い、遠投競技まで投げ釣りのあらゆる志向をこなすオールラウンダー。

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海釣り 投釣り

キャストの方法

さぁ、いよいよキャストです!

「リールの位置」に注目

足のステップを開始し、右足を目標方向に軽く踏み出して、重心の移動が始まり、右足が着地と同時にサオを振り込みます。右手はグリップを右の腰方向にひっぱり、左手は頭上にサオを上げるように力を入れて振ります。

このとき、リールの位置が高いほど遠心力が増し、振り幅が大きくなって飛距離がアップします(キャストの写真参照。リールの位置が高いです)。

遠投記録保持者が教える『遠くに投げる』コツ:スリークォータースローリールの位置を高く(提供:WEBライター・松尾幸浩)

体が正面に向くように右側に腰をヒネリ、体重移動して右足に全体重を乗せます。サオを大きく曲げるにはこの動作が重要です。よく飛ぶ人が「腰の切れがいいねー」と言われるのは、この動作になります。

注意点・コツ

また注意したいのは、前かがみにならず、大きく胸を張ることです。野球のピッチャーのように胸を張って腕は後から伸びてくると球のスピードが増すように、ここも大事です。体が正面を向き、リールが頭上の最高点に達したときチカライトがリリースされます。これが速いとオモリは頭上にテンプラとなり、遅いとライナーになって飛距離は落ちてしまいます。フィニッシュ直前にスィングは最大スピードになり、この速さで飛距離は決まってしまいます。

フィニッシュは左腕を伸ばし、右腕は右の脇腹で止めます。これでサオを45度ぐらいで止め、後はサオの反発でオモリは飛んで行きます。やはり高反発のサオの方がパワーも増して飛びます。最後はオモリを目で追い、ラインの放出に合わせてサオ先の向きを合わせ、スムーズにラインがガイドを通るように一直線にしてオモリが着水するまで気を抜かないように注意してください。

最後に

やはり上達するには上級者に教えてもらうのが一番です。我がクラブでは兵庫県加古川市上荘町の上荘橋下流の右岸にある大堰で、天気の日曜日にはキャスティング練習をよく行っていますので、のぞいてみてください。

<松尾幸浩/TSURINEWS・WEBライター>

緊急事態宣言は解除されましたが、外出については行政の最新情報を確認いただき、マスクの着用と3密を避けるよう心がけて下さい。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしております。