マイクロエギングでヒイカ30匹 サイトゲームに夢中【三重・霞ケ浦ふ頭】

マイクロエギングでヒイカ30匹 サイトゲームに夢中【三重・霞ケ浦ふ頭】

今や伊勢湾奥の冬の風物詩となったヒイカ。以前ほど釣れなくなったとは思いながらも、この時期になると釣り場に足を運んでしまう。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)

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霞ケ浦ふ頭でマイクロエギング

今シーズンは例年より少し早くから接岸しているが、どういう訳か渋い日が続いていた。それが冷え込みのせいか、ようやく最近になって調子が上向いてきたようだ。そこで11月23日の夕方、三重県四日市市の霞ケ浦ふ頭に出かけた。

マイクロエギングでヒイカ30匹 サイトゲームに夢中【三重・霞ケ浦ふ頭】タックル図(作図:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)

集魚灯を持参しよう

午後5時半に到着し、早速集魚灯をセット。20年前なら常夜灯周りでも十分に狙えたが、釣り人が激増した今では自前の集魚灯が必須アイテムとなってしまった。とはいえ、それさえあれば釣り場はより取り見取り。混雑を避けて楽しめることも考えれば、今のご時世にはピッタリなのかもしれない。

マイクロエギングでヒイカ30匹 サイトゲームに夢中【三重・霞ケ浦ふ頭】集魚灯があればどこでもポイントに(提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)

バッテリー式の小さな集魚灯だが、周囲に誰もいなければ効果は十分。ものの数分で明かりの中に小さなイカが姿を見せた。とはいえ、群れではなく1匹だけ。その貴重なイカに向けて、3本のエギが一斉に放たれる。この戦いを制したのはわ岡君。してやられた、と悔しがる中条さんと私を尻目に満面の笑みだ。

本命ヒイカ7連発!

しかし、私だって負けてはいられない。シーズン初期は見えイカがエギを追わず、深いレンジでの釣りを強いられたが、ここにきて状況次第ではサイトゲームでも狙えるようになってきた。

とはいえこの日は、一度に姿を見せるイカの数がせいぜい1~2匹という厳しい状況。捕食スイッチさえ入ってしまえばこっちのものだが、エギを奪い合う必要がないためかイカも慎重だ。

マイクロエギングでヒイカ30匹 サイトゲームに夢中【三重・霞ケ浦ふ頭】エギはヒイカ用の1.5号(提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)

誘いをかけた後のステイやフォールでエギを抱かせるのがセオリーなのだが、ここで重要なのがエギの姿勢。イカの反応を見ながらラインテンションを加減し、フォール姿勢を微調整していく。これが効いたのか、ここから7匹連続でイカを奪取。一気にトップへと躍り出た。

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