ルアーフィッシングをする上で、必ず聞くのが「ギア比」という言葉。実は釣りをする上で非常に重要な要素です。今回はこのギア比について、ベイトリールを例に紹介します。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・川上克利)
リールの「ギア比」とは?
ギア比はリールのハンドルを一回転回した際のスプールの回転数です。
このハンドルを回すとスプール部分が回転し、この回転数でギア比が決定します。ギア比の数値が高いほど、ハンドル一回転あたりのスプールの回転数が多くなりラインの回収速度が速くなり、反対にこのギア比の数値が低いとハンドル一回転あたりのスプールの回転数は少なくなり、ハンドル一回転で回収できるラインの長さは短くなります。
ギア比ってどこに書いてあるの?
そんなベイトリールのギア比ですが、多くのベイトリールにはボディのどこかに書いてあります。
このリールではハンドルの付け根部分にギア比が書いてあります。
7.2:1 gear ratio(ギア比)とは、ハンドルを一回転するとスプールが7.2回転するという表記です。
このタイプのベイトリールには直接的な数値が書いておらず、XG(エクストラハイギア)という表記があるだけです。
このアルファベットでのギア比の表記ですが、メーカーごとに表記基準が違うことがあるのであらかじめメーカーホームページなどで調べておきましょう。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言は全国で解除されましたが、外出する際には各自治体の最新情報を確認するなど引き続き感染拡大防止に努めてください。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしています。