今さら聞けないリールのキホン:ギア比 ハイ&ローの使い分け方とは?

今さら聞けないリールのキホン:ギア比 ハイ&ローの使い分け方とは?

ルアーフィッシングをする上で、必ず聞くのが「ギア比」という言葉。実は釣りをする上で非常に重要な要素です。今回はこのギア比について、ベイトリールを例に紹介します。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・川上克利)

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川上 克利

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リールの「ギア比」とは?

ギア比はリールのハンドルを一回転回した際のスプールの回転数です。

今さら聞けないリールのキホン:ギア比 ハイ&ローの使い分け方とは?リールのハンドル(提供:WEBライター・川上克利)

このハンドルを回すとスプール部分が回転し、この回転数でギア比が決定します。ギア比の数値が高いほど、ハンドル一回転あたりのスプールの回転数が多くなりラインの回収速度が速くなり、反対にこのギア比の数値が低いとハンドル一回転あたりのスプールの回転数は少なくなり、ハンドル一回転で回収できるラインの長さは短くなります。

今さら聞けないリールのキホン:ギア比 ハイ&ローの使い分け方とは?スプール(提供:WEBライター・川上克利)

ギア比ってどこに書いてあるの?

そんなベイトリールのギア比ですが、多くのベイトリールにはボディのどこかに書いてあります。

今さら聞けないリールのキホン:ギア比 ハイ&ローの使い分け方とは?ボディを探せば表記が見つかる(提供:WEBライター・川上克利)

このリールではハンドルの付け根部分にギア比が書いてあります。

7.2:1 gear ratio(ギア比)とは、ハンドルを一回転するとスプールが7.2回転するという表記です。

今さら聞けないリールのキホン:ギア比 ハイ&ローの使い分け方とは?独自の表記を使うメーカーも(提供:WEBライター・川上克利)

このタイプのベイトリールには直接的な数値が書いておらず、XG(エクストラハイギア)という表記があるだけです。

このアルファベットでのギア比の表記ですが、メーカーごとに表記基準が違うことがあるのであらかじめメーカーホームページなどで調べておきましょう。

次のページでギア比ごとのメリット&デメリットを解説