ボートタコ釣りで1kg級頭に4杯 『タコカレー』堪能【明石・二見沖】

ボートタコ釣りで1kg級頭に4杯 『タコカレー』堪能【明石・二見沖】

12月7日、秋のマダコを狙ってボートで短時間釣行。秋の実績場で1kg級を含め4杯をキャッチ。マイブームの「タコカレー」も絶品でした。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・丸山明)

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丸山明

ゴムボートから始めたボート釣りも25年を過ぎ、もうover60です。釣りを極めたいです。

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明石沿岸のマダコ釣り

兵庫・明石沿岸のマダコ禁漁エリアが11月1日から解禁になり、乗合船が一斉にマダコ釣りを開始しました。初日は日曜でもあり、盛期並みに大いに賑わいました。私もボート釣りで秋タコの顔を見に出かけ、夏と違うポイントに戸惑いながらも釣果を得ましたが、どうもその後の釣果が芳しくないという情報が伝わっていました。

秋タコの釣果が伸びないということで、例年以上の乗合船が集まっていた明石、二見沖も徐々に釣り船が減りました。夏の盛期は、2ケタ当たり前でしたが、そうもいかないようで、早々にタチウオや青物に転向する乗合船が増え始め、月末には根魚という船も出てきました。

無理もないことで、春から夏にかけての釣果が今年は良かったので、釣り人の期待が高かったのでしょう。秋タコ狙いの釣り船は例年並みになったようです。昨年は12月中旬まで釣っていた船もありました。

秋タコの魅力

そもそも秋は、産卵後で個体数が減って、釣りの対象になる個体も少なく、そんなに数が釣れません。沿岸エリアの禁漁が解けて、海苔棚の設置も終わり、11月からというタイミングですが、夏のような釣果ではなく、秋は、型物の出る期待や、個人的には夏のマダコより旨味があると思います。

正月の楽しみを釣りに行くのが、秋から初冬のマダコ釣りです。だから、釣り番組も秋タコは、放映されていないですね。それでも釣ってみたい魅力が、この時期のマダコの美味しさにあります。

タコのポイント選び

秋タコのポイントは、どこかにありますので、探ってマダコの寄り場を見つけます。投げ釣りの落ちギスやカレイ狙いで、どこかに越冬前で食欲のあるマダコがいます。

岸寄りは、タコつぼなどが入っている場所も多く、網漁が少なく、少人数のボート釣りは狙い目です。だからと言って、カレイより数が出るでしょうが、大当たりの落ちギスのような数釣りにはなりません。でも、個体は重く食べ応えがあります。

底に変化があり、潮通しも良く、甲殻類がいるような場所が狙い目です。丹念に探り、見つけたら集中します。ズンと重たいマダコが現れます。

ルール&マナーは守ろう

ただし、職漁のエリアとも重なる部分があり、絶対に注意しておきたいマナーやルールもあります。

・小回りの利くボート釣りですが、海苔棚には近づかない。黄色のブイの中は畑で、水産業のエリアです。ボートで入ることはやめましょう。
・タコつぼが入っているラインには近づかない。仕掛けがロープに高い確率で引っ掛かり、漁師に多大な迷惑をかけることになります。

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