折れたロッドを自分で直す方法  UVレジン活用で時短修理が可能に

折れたロッドを自分で直す方法  UVレジン活用で時短修理が可能に

どんなに大事にしていても、思わぬところで折れてしまうのがロッド。今回は自分で簡単に折れたサオを修復する方法を紹介しましょう。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・池下洋平)

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Noni

1980 年、香川生まれ。2 児の父。瀬戸内海でのカヤックフィッシングを中心に、ソルトゲームを楽しむ。

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ロッドは折れ修理費は高い

理由は様々だが、ロッドは折れるものである。本格的に釣りを始めて8年となる筆者も、これまでに3度ロッドが折れた。キャスト時に折れてしまったことが2回、そしてドアに挟んで折れてしまったことが1回だ。

折れたロッドを自分で直す方法  UVレジン活用で時短修理が可能に折れたロッド(提供:WEBライター・池下洋平)

ロッドは送料もかさむため、メーカー保証が受けられない場合にはロッド自体の購入金額とかわらないくらいの修理費用がかかってしまうことも。高価なロッドならメーカー修理を依頼すべきだが、「自分が使えればそれでよい」という物であれば、できるだけコストを掛けずに自分で直してみてはどうだろうか?

自分で直す

“ロッドを直す”というと難しそうに聞こえるが、折れた部分に芯を入れて固定し、最後にコーティングを行うだけの作業である。特に最後のコーティングにUVレジンを利用することがこのDIY修理のポイントだ。

今回は、キャスト時に2ピースの継ぎ目直下で折れてしまったロッドを自分で補修した手順を紹介したい。

折れたロッドを自分で直す方法  UVレジン活用で時短修理が可能にバット部継ぎ目直下が折れたロッド(提供:WEBライター・池下洋平)

必要な道具

・マスキングテープ
・糸鋸
・万力や作業台などロッドを固定できるもの
・インロー芯(今回は使わないカーボンロッドの一部で代用)
・紙やすり
・接着剤
・スレッド(今回は刺繍糸で代用)
・UVレジン液
・筆
・UVライト

折れたロッドを自分で直す方法  UVレジン活用で時短修理が可能にスレッド巻きとコーティングに使うもの(提供:WEBライター・池下洋平)

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