釣り人的『スマートフォン』活用術4選 身の安全や釣果に直結することも

釣り人的『スマートフォン』活用術4選 身の安全や釣果に直結することも

「スマホ元年」といわれた2012年から8年経過し、スマートフォンの普及率は日本全体で80%を超えるという。今回は、釣り人的スマートフォン活用法を紹介しよう。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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その他 お役立ち

1.天気と風速の速報がわかる

釣りに大きな影響を与える「天気・風速」がわかるのは大きい。天気は以前から予報を見れば大体のことはわかったが、より仔細に釣り場の状況を知ることができるようになった。気象予報サイトによっては、地域ごとの1時間天気予報を出してくれていて、釣りのスケジュールを立てやすい。

釣り人的『スマートフォン』活用術4選 身の安全や釣果に直結することも風速まで表示してくれるスマホ(提供:WEBライター・井上海生)

中でも私が「助かる」と感じているのは、風の情報がわかることだ。筆者は通年ライトゲームをメインに釣行しており、エステルライン0.3号やPEライン0.3号などの細ラインを使用しているため、非常に風の影響を受けやすい。

風が強く吹いているとまったく釣りにならないことがよくある。風向きから風速まで教えてくれる細かい気象情報には、本当に助けられている。

おかげで、大体の風速の感覚もつかめた。1~2mの風は問題なし、3m程度で少し厄介、4mは難しいな、5mになると釣りにならない。ちなみに釣り場では、気象情報の風速+1m程度の風が吹いていると考えよう。特に海では遮蔽物がないので、風は街中よりも強く吹いているのだ。

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2.航空写真で釣り場を確認

これまた素晴らしい機能が「航空写真」だ。

平面的な地図でなく、現実の航空写真が見られることで、釣ろうとする場所の様子や、車を停められそうかどうかなども確認できるようになった。初場所に行くときにも、航空写真を見ておけば、どの時間にどこに入るか、1日の動き方が組み立てられる。

さらに、いつものポイントで釣れないときも、スマホから航空写真で近隣のマップを見てみれば、どこか釣りができそうな場所を発掘できるかもしれない。

釣り人的『スマートフォン』活用術4選 身の安全や釣果に直結することも航空写真でポイント探し(提供:WEBライター・井上海生)

ただ、航空写真では確認できても、ストリートビューには映らないような奥地に潜む釣り場もある。車も入っていけないようなあまりにマイナーなポイントは、穴場ではあるのだが、アクセスには要注意。そもそも立ち入りが禁止されていることもあるので気を付けたい。

3.もちろん写真撮影も

こうして私がいろいろな写真を撮れているのも、スマートフォンのおかげ。ガラケーの時代から写真機能が搭載されたときは革新的だったが、今でもやはり便利だし、インスタグラムなどの「画像」という情報の流行は続いている。

釣り人的『スマートフォン』活用術4選 身の安全や釣果に直結することもスマホで簡単に魚の写真が撮れる(提供:WEBライター・井上海生)

スマホで写真を撮るときに釣り人の頭に過ぎるのが、「落としたら終わりだ」というものである。実際、落とさないように何らかの対策をしたい。たとえば、魚を釣ったら、まず陸側に上げ切って、海(池、川)側には背を向けて写真を撮る、など。

徹底するなら、鞄に入れてケース付きのホルダーに入れることだが、いつもそのまま使っている。そろそろ対策しなければならないと感じている。

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