今さら聞けないアジングのキホン:ポイントを『見切る』タイミング

今さら聞けないアジングのキホン:ポイントを『見切る』タイミング

アジは「足で釣る魚」。いれば何かしらの反応が出やすい魚なので反応がない時にはランガンがオススメ。今回はランガン時の「ポイントの見切り方」について解説したい。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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釣り場選びのヒント

1カ所を「釣れない」と見切った後、次に入る場はどこにしよう?…迷う場合は、以下のようなポイントを参考にしてみてほしい。それぞれ、アジが溜まりやすいポイントだ。

・風の吹いていく方向(アジのベイトのプランクトンが風に乗って動くため)
・コーナー(堤防の角など)
・常夜灯下
・漁港のミオ筋(上げ下げのタイミングで必ず魚の通り道になる)
・気泡が浮いているところ(アジのベイトのプランクトンが気泡とともに滞留している)
・エギンガーが多い場所(イカのベイトとなっているアジがそこにいる可能性が高い)

今さら聞けないアジングのキホン:ポイントを『見切る』タイミング定番の常夜灯周り(提供:WEBライター・井上海生)

ランガンでアジを狙おう

1カ所で回遊待ちするのも良いが、アジはその日によって結構、回遊のルートとタイミングがかわったりする。特に今年は「黒潮大蛇行」の影響で40年に一度のアジ不漁と言われており、いつものポイントにまったくアジが入らない可能性もある。

居つきの魚を狙って河口域にいくなど、マイポイントでの反応が鈍ければ、移動するのも一つの手だ。「アジは足で釣る魚」という一面も確かにあると思う。軽装でできる釣りなのだから、動くことをいとわない心掛けも大事ではないだろうか。そしてランガンは、その日釣れる場所を探すことと同時に、「ここでも釣れるんだ」というポイント発掘にもつながる。

<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>