9月23日、茅ヶ崎港・ちがさき丸から出船し「小田原モンスター」狙い。船中で33kg筆頭にキハダ3本が浮上。マグロリング使用の留意点についても考察します。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・近藤惣一郎)
マグロリングの長所・短所
実はこの日の出港前、マグロリングを常用する楠さんに、私がもしヒットしたらマグロリングを投入するかどうか、デイスカッションしていました。 確かに過去私も経験し、同乗者もマグロリングが投入された後にハリス切れで魚を逃したことを、幾度か目の当たりにしてきました。
使用効果は絶大
マグロリングは確実に装着できればキハダを弱らせる絶大な効果が期待できます。近年サメが増え、マグロを無傷で仕留めるためには必須アイテムとも考えられています。
リスクも理解しておこう
その一方で、泳がせ釣りと違い、小さな針、細めで長いハリスを使うコマセキハダ釣りではこのようなバラシのリスクがあることは否めません。特に魚が大きい場合、小さなリングや複雑な構造のリングはそのリスクが高まるとも考えられます。どんなことでもメリットとリスクは裏表。この問題は今後も船長や釣り人がずっと向かい合って行く課題であると思います。
真夏が盛期だった相模湾のキハダマグロも近年の高水温で10月に入ってもまだまだ楽しめそう。これから更にサイズアップしてゆくはず。私もチャンスがある限り挑み続けます。
<近藤惣一郎/TSURINEWS・WEBライター>