今週のヘラブナ推薦釣り場【千葉県・亀山湖】

今週のヘラブナ推薦釣り場【千葉県・亀山湖】

千葉県君津市の亀山湖はボートハウス松下から至近の川面台が一押し。今回は、同湖の攻略法をアドバイスしたい。

(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース APC・熊谷充)

TSURINEWS編集部

淡水の釣り ヘラブナ釣り

亀山湖の状況

千葉県君津市にある関東を代表する大型の聖地・亀山湖が釣れている。ボートハウス松下から至近の川面台が一押し。そこで同湖は不慣れな不詳・熊谷が初心者の気持ちになって同湖の攻略法をアドバイスしたい。

今年の亀山湖はタナが異常なほど浅い。例年なら夏でも長竿のチョウチン釣りが効くのに今年はまったくダメ。8月に入って少雨と高温が続いたため、酸欠気味となり、少しでも酸素を求めて上層に居着いていると考えるが、これはあくまで想像の話し。今後まとまった雨が降り水温が低下すればタナも徐々に下がるだろうが、現状は浅めから狙っていたほうが答えが見つかりやすい。

今週のヘラブナ推薦釣り場【千葉県・亀山湖】亀山湖概況(作図:週刊へらニュース APC・熊谷充)

亀山湖のポイント

ボートハウス松下からの出舟なら川面台がベストで、オデコは少ない。直近で49cm台も出ているので、日並みや釣り方が合えばさらなる大型が出る可能性もある。

今週のヘラブナ推薦釣り場【千葉県・亀山湖】川面台の中央付近(提供:週刊へらニュース APC・熊谷充)

次いでサッタ下や竹ヤブがだが、モジリが多くみられる川面台と比べて後者2ケ所はモジリがあまり出ないので、魚が居るのかどうかの判別が難しい。打っていれば寄って来るかもしれないが、だったら川面台に入ってしまったほうがいい。

今週のヘラブナ推薦釣り場【千葉県・亀山湖】川面台の西側付近(提供:週刊へらニュース APC・熊谷充)

舟宿からも近く、立ち木もあるので着舟しやすい。ただし釣れているポイントゆえ混雑は覚悟の上で臨みたい。

今週のヘラブナ推薦釣り場【千葉県・亀山湖】竹ヤブ(提供:週刊へらニュース APC・熊谷充)

釣り方とエサ

基本は宙釣り。とくに今年はタナが浅い傾向があり、深くても3本で、多くは1~2本を探ることになるだろう。ただし今後の水温低下次第ではチョウチン釣りも可能性大となるだろう。

エサはマッシュ系の両ダンゴだが、以前よりジャミが減った同湖であれば麸系エサを使った両ダンゴやセット(ウドンやトロ巻き)でも釣果は出せる。むしろいるのになかなか落とさない釣況ならセットが向いているかもしれない。ただし麸系を打つとジャミのほかにコイやマブナが寄りやすくなる。あまりにもジャマされるようならマッシュ系両ダンゴをそのままバラケに使ってもいい。

「大型釣りにセットはないだろう」そう考える人には王道のエサでぜひ挑戦してもらいたい。ただしセットだから型が落ちる(食わせがグルテンだとその傾向は確かにある)ことはあまりないことも付け加えておこう。

では、触りはあるのに落とさない、同湖特有の息がつまるようなジレンマをどう克服すればいいのか。以下で解説しよう。

触りを見極め本命を寄せる

王道のマッシュ系両ダンゴで挑戦するとして、大型狙い初心者が陥りやすい状況の克服について考えてみたい。代表例の一つが魚はいるのに食わない。つまりは触りはあるのにアタらせられない時の話し。

ここで色分けをしておこう。まず上下のストロークが小さい触り(モゾモゾなど)、それが本命の触りだ。突き上げたり上下幅が大きいのはジャミ(ブルーギルやワタカ)と思ってほぼ間違いない。これをしっかり見極めないとその後の対応が間違った方向に行ってしまう。

ジャミだとするならハリの近くに本命がいない可能性が高いので、そのまま寄せ効果があるエサを打ち続けよう。本命が寄ってさえ来ればジャミの触りはほぼ消えるのだから。

3つのパターンのエサで攻略

ポイント選別、ウキを立たせる位置、タナ、エサなどを吟味して本命の触りが出る(出せる)ようになったら、次は決めアタリを出す作業。高活性なら多少エサのタッチが合わずともアタリは出る(乗る乗らないは別の話)だろう。しかし、現状の亀山湖のヘラはそう容易ではない。

こうなったらまずはエサを締めてみる。ただし硬タッチはよくない(まれに硬めの小エサでも食うことがある)。できるだけ軟らかくして、かつ、あまり開かないように練り込むか、エサの粘着性が増す増粘剤などの力を借りる。このエサを仮にAとしよう。すると考えられるパターンは3つある。

(1)Aを下バリ、上バリは基エサ
(2)上下のエサともA
(3)下バリだけにAを付け上バリは空バリ

とくに(3)は魚はいるのに落とさないときにとても有効だ。ただし試すのは1投のみ。しつこく何度もやっていると寄せ効果がなくなり魚がいなくなってしまう。また2本のハリにエサが付いていてこそのヘラブナ釣りだと考える人にはスルーしていただいて結構だ。

ハリスやウキも調整しよう

さらにエサの調整と並行してハリス段差を広げるのも有効だ。15~20cm段差でやっていたとするなら30~40cmに広げてセット的両ダンゴにするのも面白いだろう。ただし、ハリスを伸ばしすぎるとスレも多くなる。

大型釣りの場合、スレ1回でその日の釣りが終わってしまうことも少なくないので、極力ハリス長は短めがいい。長くても70cmで、できれば60cmを最長に段差幅を考えたい。

ハリは自分が使用するウキに合わせる。大バリのほうがエサは持たせやすいが、だからと言って所有ウキにマッチしないサイズでは釣りにならない。亀山湖の宙釣りであれば銘柄はギガリフト一択でOK。強度もあるし、特殊加工と形状でエサも持たせやすい。サイズは9~18号まであるので、この中から所有ウキに合ったサイズを選ぶ。

<週刊へらニュース APC・熊谷充/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
亀山湖
問い合わせ:ボートハウス松下 TEL=0439(39)2926
舟代:¥2900(入釣料込み)。釣り台及び舟着けロープ必携
乗舟と受け付け:駐車場に車を止めたら電動カートや荷車などを利用して荷物を持って桟橋へ。好みの舟(予約した舟)の排水栓にフタをして乗り込み荷物とオールを積んだら、規定出舟30分前前後に店舗が開店するので支払いをする。

現在、一部都府県に緊急事態宣言もしくはまん延防止等重点措置が発令中です。外出については行政の最新情報を確認いただき、マスクの着用と3密を避けるよう心がけて下さい。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしております。