宮崎県宮崎市の海岸線のほとんどは砂浜だが、青島から10km程度は岩場。今回は『鬼の洗濯板』と呼ばれる特殊な遠浅地形の地磯釣り場を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・楢崎人生)
『鬼の洗濯板』の特徴
鬼の洗濯板と呼ばれる地形は、遠浅であることが多い。先に紹介した戸崎鼻灯台下は潮位が低ければ波状岩を200m以上も歩き続けて、ようやく波打ち際までたどり着けるが、潮位が上がると岩はほとんどが水没してしまう。つまり、釣りをするための足場がなくなってしまうのだ。
波状岩地帯へ釣行の際は、事前に干満の時間、潮位、波高を調べておき、安全に釣りができる時間を考慮した上で臨んでほしい。
根掛かりの多さや潮位による時間制限を克服して、鬼の洗濯板での釣りは確立されていった。宮崎市街地からほど近い場所で、イシダイやヒラスズキといった磯の強者に挑める釣り人にとって最高の場所と言っても過言ではない。
皆様も特殊な地形の地磯釣りを体験してみてはいかがだろうか?
<楢崎人生/TSURINEWS・WEBライター>