SLJゲームで40cmアコウのほか多魚種釣果に満足【京都・ワープゾーン】

SLJゲームで40cmアコウのほか多魚種釣果に満足【京都・ワープゾーン】

疲れにくい、魚種が豊富、タックルが流用しやすいなどの理由から近年人気を博しているスーパーライトジギング(SLJ)。今回は京都丹後エリアにてSLJに挑戦した結果をレポートします。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・木村悠哉)

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木村悠哉

西宮市在住、関西エリアでルアーをメインに、ショアもオフショアも楽しむウィークエンドアングラーです。

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ワープゾーンでSLJゲーム

2020年8月9日、最高気温は34度予報の真夏日の13時に京都・宮津から出船です。この日お世話になったのは田井宮津ヨットハーバーから出船するワープゾーンさん。

向かうポイントは宮津から伊根にかけての水深40m前後の海域で、60gを中心としたメタルジグで魚を狙います。ここ数日の釣果はイサギ(イサキ)、アコウ(キジハタ)、ツバス~ハマチ(ブリの若魚)、ヒラマサなどが釣れており、どれもおいしい魚なので是非お土産にしたいところです。

SLJに使用したタックル

今回は帰港後にさらにイカメタルで再出船するプランのため、あえてスピニングタイプのイカメタルタックルをSLJに流用してみました。軟らかい穂先とある程度ハリのあるバット、ラインはPEライン0.8号程度でSLJとイカメタルのタックルは共通するポイントが多いです。

ジグは青物向けに泳ぎを重視したスリムなタイプと、根魚やイサギ向けにフォールを重視したフラットなタイプの2種類を基準に用意しました。

ロックエリアでアコウ40cmオーバー

最初に到着したポイントは岸にかなり近い水深30~40mのロックエリアです。根魚が狙い目とのことで、フラットなタイプのジグで底から5m付近をネチネチと狙います。

ガシラ(カサゴ)が飽きない程度に釣れる中、同行者に大物がヒット。ラインが細いので慎重にやり取りしながら上がってきたのは40cmオーバーのアコウでした。このポイントでの本命魚ともあって嬉しいお土産です。

SLJゲームで40cmアコウのほか多魚種釣果に満足【京都・ワープゾーン】1匹目は本命のアコウ(提供:WEBライター・木村悠哉)

オープンエリアでイサキ&青物狙い

次に移動したエリアは周りに何もないポイントですが、岩場が点在する漁場に近いエリアとのこと。ここではイサギや青物を狙います。ボトムのヒラマサを誘いつつ、フォールで中層のイサギを狙うイイ所取りのイメージで、底取り→速巻き→速めのワンピッチ→ワンピッチ&フォール→底取りを繰り返します。

ここでもガシラやエソ、レンコダイなどが釣れ続く中、筆者のサオに中層で大きめのアタリ。細めのラインなのでファイトに時間を要しましたが、上がってきたのは型のいいサバでした。

SLJゲームで40cmアコウのほか多魚種釣果に満足【京都・ワープゾーン】サバをゲット(提供:WEBライター・木村悠哉)

さらに同じアクションを繰り返し、体高のあるハマチを追加しました。

SLJゲームで40cmアコウのほか多魚種釣果に満足【京都・ワープゾーン】ハマチを追加(提供:WEBライター・木村悠哉)

このポイントでは同行者がホウボウを釣り上げるなど、SLJの特徴でもある「様々な魚種」に出会うことができ、17時に帰港のため納竿となりました。

SLJの魅力を堪能

今回のSLJ釣行ではガシラ、アコウ、レンコダイ、サバ、ハマチ、ホウボウ、エソ、同船者の中にはヒラマサや船長も知らない魚など、様々な魚を見ることができ、SLJの謳い文句「なんでも釣れる」を体現できました。

体力も要らずタックルも流用できる簡単な釣りですが、ポイントによってアクションやジグの種類をかえることで釣果を伸ばすことができたようです。今回イサギの姿を見ることができませんでしたが、丹後エリアのSLJでは他にもマダイ、アマダイ、アオハタ、ヒラメ、マゴチなどバリエーション豊富なターゲットがいるとのことで、次回はさらに魚種を増やしてみたいと思えるバラエティ感のある釣行でした。

<木村悠哉/TSURINEWS・WEBライター>

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