これからの時期にのお勧め好場として、佐賀県伊万里市の名村公園の波止を紹介する。
ポイントと魚種
佐賀県伊万里市の名村公園の波止は、さまざまな釣りができる絶好の釣り場だ。
5月ともなれば気候も安定し、チヌ(クロダイ)やシーバス(スズキ)に、少し大きくなったアジなどで多くの人が楽しめ、初心者にもお勧めだ。
昨年のこの時期、私と成田さん、その息子さんの依央君とでチヌ狙いのフカセ釣りに行った際には、47cmのチヌや20cmを超えるアジ、大型のボラなど、なかなかの引き味を楽しんだ。
その日は、ほぼ波止の中央地点に釣座を構えたが、海に向かって右奥には小さな磯があり、そこがチヌのポイントになっている。
ただし、こちらは柵があるため若干歩かなければならない。
逆側(左側)の先端はルアーマンが多く、この時期はシーバスや、エギングでアオリイカなどを狙うことができる。
夏シーズンからはサゴシ(サワラの幼魚)などもよく上がっている。
施設と注意点
公園内にはトイレもあるので、女性や子どもでも安心して釣りを楽しむことができる。
釣り好きなお父さんはもちろん、ファミリーフィッシングで家族も満足できる名村公園の波止に、休日みんなで、ぜひ出かけられてみてはいかがだろうか。
注意点としては、大型船の停泊中などは造船所関係の人たちが作業をされていることがあるので、その際は邪魔にならないように離れて釣りをしてほしい。
また、ゴミは必ず持ち帰るようにお願いしたい。
<週刊つりニュース西部版 APC・井上健司/TSURINEWS編>
名村公園