船宿主催タイラバ大会で優勝 低速巻き上げに良型ヒット【徳島・愛海】

船宿主催タイラバ大会で優勝 低速巻き上げに良型ヒット【徳島・愛海】

8月2日、徳島・鳴門の遊漁船「愛海」で、タイラバマスターズの決勝が開催され選手として決勝に参加。小型マダイが連発する中、ボトムからの低速巻き上げに良型マダイがヒット、思わぬ結果となった。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・濱堀秀規)

TSURINEWS編集部

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鳴門「愛海」のタイラバ大会決勝

鳴門海峡で遊漁を営むフィッシングガイド&ボート「愛海」は、今年で5周年を迎える。そこで、森英輔船長が、お客さんに日ごろのご愛顧に感謝してイベントを目白押しで開催している。

イベントの一部を紹介すると、最多乗船賞・最多チャーター賞・最多竿頭賞の他に、最多坊主賞という面白い賞もある。また、年間大物賞には、真鯛BIGワン賞・ブリBIGワン賞・太刀魚BIGワン賞がある。

また、例年も開催しているタイラバーマスターズや、太刀魚テンヤマスターズ、ジギングでの太刀魚サーベリングマスターズも開催される。今回は私もタイラバマスターズの決勝に残り、8月2日に行われた決勝大会をレポートしたい。

大会のルール

ルールは、マダイ5尾までの総重量で勝敗を決める。この時期はジギングで良型マダイが食っているが、ジギングの使用は禁止であり、あくまでもタイラバのみの釣果を競う大会だ。

参加者は予選から勝ち上がった7人と、昨年度チャンピオンでシード権のある1人を加えた8人。当日は気温も高く、アツアツの大会なった。

船宿主催タイラバ大会で優勝 低速巻き上げに良型ヒット【徳島・愛海】決勝で戦った8人(提供:WEBライター・濱堀秀規)

前日、船長から電話、「明日乗船の8人の場所を決めといてね」。そこで、紙でクジを作り、皆に引いてもらうことにした。いつもは5時半出船時間のギリギリに来る人もいるが、今回は5時過ぎには、すでに8人が集まっていた。決勝大会となると、皆気合いが違うのであろうか。

残りクジには福がある?

さて、乗船前には、場所決めのクジ引きである。7人にクジを引いてもらって、最後に残ったクジを私が取って開けると「8番」。8番クジは、船の一番後ろである。船に乗り込むと、森船長がマイクで「浜ちゃん8番?ええ席引いたでえー」と、私が不正でもしているかのような、いぶかしげな言い方である。

「私は残りクジ。最後に残ったんが8番だったよー」と説明した。タイラバでの場所決めは、魚を釣るためにはそんなに重要じゃないと思っているが、後ろは、トイレにも近くスペースも広いので、荷物が置きやすいという利点はある。屋根による影もあり、良い場所には違いない。

チャリコ猛攻でスタート

釣り開始後、最初にマダイを取り込んだのは尾崎さん。手のひらサイズのチャリコだ。前年度チャンピオンで、シードの九龍さんもチャリコ。西野さんが35cmくらいを取り込むと、林さんがチャリコ。

私も35cmほどのマダイを取り込んだ後とは、チャリコが食ってきた。どうもタイラバに食ってくるのは、小さい個体が多い。国吉さんも寺井さんにもチャリコだ。皆さん、小さいマダイに悩まされている。船長も決勝大会なので、少しでも大きなマダイを釣ってもらいたいと、あちこちのポイントを探し回ってくれる。

船長の後日談では「どうも、大きなマダイは、ベイトのイワシに心奪われた感で、タイラバにはチャリコのショートバイトが多かったですが、ファイナリストはやはり結果を出してくれました」と状況の説明と、参加者への労をねぎらってくれた。

ボトムからの低速巻き上げにヒット

あちこちのポイント移動で、10時半くらいになった。底取りをして低速で巻き上げていると、カジカジ、コンコン、グイーンと竿が曲がり、魚が仕掛けを引っ張っていった。

ドラグを少しずつ締め込みながら「バレるなよ。あー、走っている。(ドラグが滑って)逆転するわ。おとなしくしろよ」と、日本語が通じないマダイに言い聞かせて、リールに糸を巻きこんでいく。

時折、コン、コンと大きく頭を振って仕掛けをはずそうとする振動にも、竿の曲がりにも気にしながら、慎重に糸を巻き込んでいった。手元には結構な重量感が伝わってくる。マダイに違いないと思うが、顔を見るまでは、正体が分からないので慎重に巻いていく。

良型マダイをキャッチで優勝!

水面近くにギラッと白い魚体が見えると、「ああマダイや、デカいわ」と言いながら、横に陣取る寺井さんがタモを構えてくれた。

見事に一発ですくってくれて、「はい、おめでとう」と声をかけてくれた。「まあまあ、良型のマダイじゃ。うれぴー」と言う私の横で、寺井さんはニコニコしている。

その後も参加者はマダイを釣り上げていくが、この日、通常の鳴門海峡のレギラーサイズである35~45cmよりも、小さいサイズが中心でチャリコも多かった。結局、私はこの良型が決め手となり優勝をすることができた。

船宿主催タイラバ大会で優勝 低速巻き上げに良型ヒット【徳島・愛海】上位入賞の3人(提供:WEBライター・濱堀秀規)

『愛海』では他魚種の釣り大会も

遊漁船「愛海」のコンセプトである、「爆釣☆爆笑」の通り、この日もチャリコでも楽しませてくれた。人生爆笑してナンボ。だっていつかは死ぬんだから…。参加賞のポロシャツにも「爆釣☆爆笑」の文字が入っていた。

船宿主催タイラバ大会で優勝 低速巻き上げに良型ヒット【徳島・愛海】参加賞のTシャツにも爆釣☆爆笑(提供:WEBライター・濱堀秀規)

それから副賞には、県外客に別名「すき焼きラーメン」と言われて、大人気の徳島ラーメン東大の、お土産用ラーメンセットをいただいた。これも、大変美味かった。やっぱり徳島ラーメンは旨い。

愛海の釣り大会はこれからも、タチウオのテンヤやジギングでの予選が始まる。皆さんも、釣れても釣れなくても、釣りで爆笑して人生を楽しみませんか…。だって、地球は僕らの遊び場だもの。

<濱堀秀規/TSURINEWS・WEBライター>

▼この釣り船について
愛海
出船場所:徳島県鳴門市

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