これから釣りを始める人の中で、「大きいサカナを釣りたい!」と考える人はたくさんいるはず。ならば、マグロを狙ってみませんか?これ、冗談ではないんです。
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船釣りは初心者にオススメ
まず、初めての釣りにオススメしたいのが「船釣り」です。フォローしてもらえる環境が整っているからというのが大きな理由です。
『初めての釣り」に「船釣り」を強くオススメしたい10個の理由』を読む
一言で「船釣り」と言っても、釣りモノはたくさんあり、シーズンやエリアによっても変わってきます。初心者だと、色々なプランを見てもピンとこず、逆に混乱してしまうでしょう。そんな時は、シンプルに「自分が何を釣りたいか」で決めていくと良いでしょう。
大物を釣りたい
何を釣りたいか考えても、具体的な魚種がパッと浮かぶ初心者は少ないでしょう。では、「釣りたいサイズは?」と聞かれたらどうでしょう。多くの人が大きいサカナを釣りたいと答えるのではないでしょうか。
大きなサカナはベテラン向けと考えられがちですが、船釣りにおいては実はそんなことはありません。逆に、小さなターゲットでも上級者向けの難しい繊細な釣りはいくらでもあります。
そこで、今回は誰しもが大物のイメージを持つサカナ「マグロ」釣りを紹介します。冗談かと思われそうですか、初めての釣りにオススメする理由がちゃんとあるんです。
コマセマグロ・カツオ釣り
マグロ釣りの中でも、今回オススメするのがまきエサを使った「コマセ」釣りです。相模湾や駿河湾で毎年8~10月頃まで楽しむことができる人気の釣りです。
マグロだけでなく本ガツオも一緒に狙うことができます。大きいもので60kgのビッグサイズが狙えちゃいます!当然引きも相当のもの。一気に100m走ることもザラです。カツオだって負けていません。弾丸のように走り回ります。どちらも、一生の思い出になること間違いありません。
初めての釣りにオススメの理由
では、なぜ「大物を釣りたい」人の初めての釣りにオススメなのかを説明していきましょう。
1.釣り方がシンプル
コマセマグロ・カツオの釣り方は、LTアジ釣りなどと同様に、ビシカゴにまきエサを入れて指示ダナで待つだけです。サカナの群れが通れば素直に食べてきます。ポイントは仕掛けを漂わせる深さ(タナ)をしっかり守ること。それさえできれば、アタリを出すことは意外と簡単に出来るんです。
しかも、群れは船長が探し出してくれるので、釣り人は指示通りのタナに仕掛けを下ろすだけでOKです。もちろんタックル(釣具一式)はレンタルできます。
2.アタリが明確
釣りの中には、繊細なアタリを掛けていくものもありますが、マグロとカツオのアタリはとても明確。一気に竿を持っていかれます。
さらに、針をサカナの口に掛ける「アワセ(フッキング)」も基本的には不要です。竿をしっかり持っていれば、魚が引っ張ることで自動的にアワセが決まることが多く、初心者にもわかりやすい釣り方なんです。
3.ファイト方法がシンプル
サカナが掛かるとファイト開始ですが、この釣りはファイトもシンプル。巻ける時に多少強引に巻くだけで、繊細な駆け引きは基本不要。パワーファイトを心がけましょう。弱気なやり取りで時間をかけるとオマツリ(隣の人と糸が絡むトラブル)の原因にもなり、逆にキャッチ率が下がってしまいます。
4.仲乗りがアシストしてくれる
大体のコマセマグロ・カツオ船には、釣り人のアシストをしてくれる仲乗りが乗船しています。そのため、オマツリ解消のサポートや、サカナ取り込みのフォロー体制はバッチリです。事前に初心者であることを伝えて、分からないことをドンドン質問しましょう。
5.大物を釣った感がMAX
マグロやカツオとファイトし、キャッチした時の達成感は言葉にはできないものがあります。「やっぱり大物を釣りたい!」その気持ちを間違いなく満足させてくれるでしょう。