『アカイカメタル』ゲームで胴長23cm頭に43匹【和歌山・良栄丸】

『アカイカメタル』ゲームで胴長23cm頭に43匹【和歌山・良栄丸】

7月12日、和歌山・印南の良栄丸を利用して、アカイカ(ケンサキイカ)をイカメタルで狙ってきました。中紀エリアの攻略法と併せて紹介します。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・仲村聡)

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和歌山のアカイカ釣況

アカイカとは、和歌山や三重でのケンサキイカの呼称で、例年梅雨ごろから夏の定番ターゲットとなっているイカです。軟らかく甘い身は、刺し身はもちろん火を通しても絶品で、食味は最高!さらにゲーム性が高いうえ数も釣れるとあって、私の夏の定番となりつつあるターゲットです。

さて、気になる和歌山の今季のアカイカの状況ですが、今年はシーズンインこそ早かったものの状況は去年に比べれば厳しいようです。なんでも釣れる時と釣れない時の差が多いとか…。厳しい状況でもなんとかこのむらを攻略したいところです。

『アカイカメタル』ゲームで胴長23cm頭に43匹【和歌山・良栄丸】釣り味も食味も最高のアカイカ(提供:WEBライター・仲村聡)

アカイカメタルのタックル

基本のタックル構成は、スピニングタックルとベイトタックルを使用します。ロッドはアタリの数が釣果につながる釣りのため、目視的感度に優れた穂先がソリッドの方がよく、長さは5~7ftが扱いやすくなります。

スピニングリールは2000~2500番を使用。スピニングは仕掛けを落とすスピードが速く、キャストして軌道をかえて誘いやすくなります。また、タナが浅い場合は巻き上げ速度が速いため、手返しが早いです。

ベイトリールは100~200番くらいを使用します。沈下速度が遅いため、フォールで誘いやすく、カウンター付ベイトリールならタナを確実に合わせられるというメリットがあります。

ロッドアクションを繰り返す釣りなので、どちらも軽い方が扱いやすいです。

ラインは伸びが少なくて感度がいいPEラインを使用。メタルの重さや水深によりますがサイズは0.4~0.8号を使います。先にはフロロカーボンリーダー2~3号をむずびます。

仕掛けは各メーカーから色々と販売されていて、スナップをセットするだけなので非常に簡単です。当日の潮にもよりますが乗りが悪ければ長めにかえたりするため、エダスの長さは長めと短めを用意した方が釣果に繋がるでしょう。

メタルスッテに関しては、個人的に和歌山は赤緑がなぜか強い気がします。基本カラー赤白、赤緑、その日によって当たりカラーがあるので、多色ある方がいいでしょう。アタリが出なければカラーチェンジをする方が釣果に繋がります。スッテとドロッパーは色違いを付けるようにしています(その日のアタリカラーを早く探せるため)。ドロッパーはその日に釣れてくるイカに合わせてサイズをチェンジします。

アカイカメタルの釣り方

誘い方は、「大きくサオを上げてからゆっくりとフォールして止めてアタリを待つ。」、「テンションを掛けた状態でフォールして止めてアタリを待つ。」、「ロッドを小刻みに動かしてシェイクして止めてアタリを待つ。」、「ワンピッチで誘って止めてアタリを待つ。」、「ただ巻きして止めてアタリを待つ。」など色々と誘い方があります。自分なりにアレンジしたアクションで攻めると楽しいと思います。

そして、アクションでしっかりとイカにアピールし、抱かせるために数秒はしっかりと止める。動かす、止めるにメリハリつけることが肝心になります。

アタリの出方はサオ先が入り込むアタリやサオ先が浮き上がるアタリ、サオ先が震えるアタリなど、とにかく違和感を覚えたらすぐさまアワセを入れる。状況によりきつくアワせ過ぎると身切れを起こす場合もあるので、そんな時はサオの弾力を使ってアワせるといいと思います。

乗った後のやり取りは身切れが多いためドラグは少々緩めに設定し、ラインテンションを掛けた状態で慌てずに巻き上げます。

『アカイカメタル』ゲームで胴長23cm頭に43匹【和歌山・良栄丸】良型ゲット(提供:WEBライター・仲村聡)

数釣りのポイント

数釣りのポイントは、イカのレンジを早く探り当てることやその日の当たりカラーを見つけることが重要になります。自分で当りダナが見つけられない場合は、周りで釣れている人にタナを聞くことも大事です。当たりダナやカラーを早く見つけることは、数釣りに繋がります。

また警戒心が強い大型を狙うには、好奇心旺盛な小型が集まる場所を避け、少しキャストしたり、船影を狙ったりしてみるといいでしょう。見せてから抱かせるまでのステイ時間を長く取ることにより食いついてくることもあります。

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