夏のキス釣り真っ盛り。本格的な投げ釣りではなくても、ルアーロッドなどを使ったチョイ投げで、キスがよく釣れるシーズンだ。今回は、同釣り大好きな筆者のタックルボックスを紹介。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)
クーラーボックスの工夫
ちなみに筆者がチョイ投げ用に持参するクーラーボックスは20lタイプで、中ブタが付いているもの。中ブタには木製エサ箱が2個と石粉の入ったケースがきっちりと収まるようなサイズをチョイス。
エサ箱の一つに石粉を入れ、もう一つのエサ箱には購入したゴカイを入れておき、数匹ずつを石粉のエサ箱に入れて使う。アタリが多い時は石粉のエサ箱のみを外に出して、クーラーの開け閉めを最小限にする。エサ箱はサカナと一緒になってしまわないのと、氷が溶けた水に浸からないためにも中ブタに入れておくことをオススメする。
キス以外の魚も狙う時
キス以外に、たとえば日暮れまで現場に居て、アナゴなどを狙う時にはテンビンと仕掛けは別のものを持参する。テンビンは遊動式でオモリは別に3~15号をケースに入れて持参する。オモリケースも100均ショップの仕切りケースを利用して号数別に入れ分けることで分かりやすく収納できる。
仕掛けもターゲット別の仕掛けを、前述した小型ビニール袋に入れ分けておき、必要な仕掛けをまとめて入れておけば荷物にならない。
キス用とその他の2種類のターゲット用のアイテムをすべて入れ込んでも、ウエストバッグにはかなり余裕がある。この隙間には、飲料や夜釣りならヘッドランプなどを入れておけばよい。
クーラーボックスは夏場の釣りには必須。なので、竿、リール以外の釣りアイテムをウエストバッグ一つに収納することで片手に竿、片手にクーラーボックスを持って手軽に移動を繰り返して釣りができる。この手軽さこそ、ライトなチョイ投げゲームの魅力でもあるので、ぜひ実践していただきたい。
<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>