海水浴場でシロギスがよく釣れる3つの理由 濁りとブレイクラインがカギ

海水浴場でシロギスがよく釣れる3つの理由 濁りとブレイクラインがカギ

2020年の夏は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、海水浴場も閉鎖のままというエリアもあるようだが、そもそも海水浴場はシロギス釣りの好ポイントとなっている場所が多いのだ。その理由を探ってみたい。

(アイキャッチ画像提供:PhotoAC)

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海釣り 投釣り

早朝に釣ってから海水浴

そんな場合、オススメなのが釣り具と海水浴の両方の準備をして、早朝の一時だけ釣りをして、人が出始めたら釣りを中止して自らも海水浴を楽しむスタイル。もちろん、早朝の時間帯だけ釣りをして、海水浴場を離れるのもOKだ。

海水浴場でシロギスがよく釣れる3つの理由 濁りとブレイクラインがカギ人のいない海水浴場で(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

砂浜近くの小波止を利用

海水浴場を始め、砂浜には砂の流出防止のためのや、親水護岸として、浜の両サイドや浜の中に小さな波止やケーソンが置かれている場合が多い。波止やケーソン周りは波が当たって波立つのと、貝殻などの付着物が多いので、あまり海水浴客は近づかないことが多い。人の少ない場所があればそこに上がって釣ってみるのも良い。

海水浴場でシロギスがよく釣れる3つの理由 濁りとブレイクラインがカギ海水浴場横の波止(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

この場合、沖に向けて投げるのも良いが、ブレイクラインに沿って釣ることでポイントを通しやすくなる。

波打ち際も好ポイント

波打ち際が好ポイントであることは前述したが、この場合は人の有無(2020年なら海水浴場の営業有無)には、左右されない条件となる。

「こんな浅い場所で釣れるの」というくらい、水深15cm程度もあればシロギスは十分に食ってくる。逆に、真夏になると砂浜から沖で投げても釣れず、ほんの波打ち際で食ってくることも多々ある。釣り方としては、波打ち際から数m沖へ仕掛けを投入して引きずってみる。距離を稼ぐなら斜めに投げてみるのも手だ。

海水浴場でシロギスがよく釣れる3つの理由 濁りとブレイクラインがカギ波打ち際でダブル(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

このくらいの釣りなら、釣りに慣れていない子供さんでも十分にこなせるので、ファミリーで海水浴のついでにシロギス釣りを楽しむのもレジャー計画に入れてみてはいかがだろうか。

<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>