アジやメバル狙いのライトゲームに必須なのが『ワーム』。実はこのソフトルアー、保管方法を間違えると『変形』『変色』といったトラブルがある。今回は、ワームを保管・収納する時の注意点について解説しよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)
4. エラストマー系ワーム
フグやベラの歯にも強いエラストマー系ワーム。これは、1種類あるだけで重宝する。特に岩礁帯の日中などで、フグやベラが多い状況で釣る際には、必ず携行しておきたいワームだが、ワームケースの中に入れないように注意したい。
というのも、ワームケースの中でエラストマー系と一般的な塩ビ系のワームが混じると、素材同士が喧嘩してワームがドロドロに溶けてしまう。変性を避けるため、エラストマー系のワームは購入時のパッケージのまま保管しよう。
5. 小パケットで保存
基本的に、釣り場に持ち込むワームの種類は、ワームケースの仕切り分だけに抑えることをオススメする。あまりたくさん持っていくと、何を使って釣るか迷いが生じるからだ。
しかし、「念のためこれも」「低活性時のためにこいつも」と、どうしても持っていきたいワームもあるはず。その場合、小さなビニールの袋に入れて携行すると良い。いわゆる「パケット」といわれる袋で、小パケットに入れて、大パケットに包んで保管する。これで3、4種までなら、釣り場での機動性を損なわずに取り出せて、問題ないだろう。
ケースごと紛失に注意
ここまでいろいろとワームの保管に関して細かいことを確認してきたが、どれだけ慎重にワームを保管していても、釣り場でケースを落として紛失してしまったら、ジ・エンドだ。数多くの種類のワームを入れたそのケースは、価格にすればいくらになるのか…。
私はワームケースを、まるでシーバスのプラグでも持ち運ぶように、超・大事に扱っている。おかげで、今まで「丸ごとボトン」の失敗は免れている。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>
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