2019年秋以降、大阪湾のライトゲームは好調だった。暖冬で、例年よりも水温が高かったおかげか。もう少し早く始めておけば……と少し悔やまれるシーズンを振り返ってみた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)
湾奥はゲストも魅力
メバルは尺近くになると、ドドドドドと重みのある、すさまじい引きをする。この引きを味わうためには、大阪南港の波止際が狙いだ。ただ、年中チヌもくるのでタモは必要。身軽に楽しめるのがライトゲームの魅力で、タモを持ち歩かなければならないのはまあ苦々しいが、これら大型のゲストと頻繁に出会えるのも大阪南港ならではである。
メバリングの入門には、足場の良い、須磨から垂水辺りの漁港がおすすめ。いい潮にあたれば20cm級をアベレージに数釣りを楽しめる。
釣り方は「止め」を意識
どんなフィールドでも、ポイントは波止の際コースぎりぎりを、0.4g以下のジグヘッドで「止め」を意識して釣ること。
今年のような暖冬のシーズンは、釣り人が数多く繰り出し、相当場所をたたいている。特にシーズンほぼ終盤の今、ワームにスレたメバルに、リトリーブの釣りは難しい。なるべく静かな「止め」の誘いで、本格的な夏が始まる前に、釣れ残ったメバルをとりにいこう。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>