梅雨が最盛期の『テナガエビ釣り』 昼と夜それぞれの釣り方を解説

梅雨が最盛期の『テナガエビ釣り』 昼と夜それぞれの釣り方を解説

初夏から釣れ出し、梅雨の頃に最盛期を迎えるのがテナガエビ釣り。習性を考えて昼夜ともに釣る事ができる。釣り方、狙い方が違う昼と夜の釣りをそれぞれ解説しよう。

(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

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テナガエビの習性

テナガエビは基本的に夜行性である。日中は河川の中でテトラや石積み、藻など障害物の中に潜んでいて、光量が少なくなる夕方から活発にエサを求めて徘徊し始める。日中でも曇り空や雨の時など、光量が少なければ活発に動く事がある。ただ、障害物に潜んでいる日中でも、エサを見つけるとかなり活発にエサを食べる。

そんな習性を考慮した上で、釣り場や釣り方を考えると昼夜問わずに狙える。今回は昼と夜の釣りに分けて、その釣り方を紹介してみたい。

日中のおすすめポイント

前述のように、テナガエビは日中、障害物の中に身を潜めながらエサがあれば食べる。そのため、狙うのはテトラや捨て石などの転石があったり、藻が繁茂しているエリアだろう。ただし、藻が繁茂している場所は糸が絡んだり、ハリが藻に掛かったりして釣り難いので、オススメは浅いテトラ帯や転石のある場所、または橋の下などで日陰ができていたり、橋脚が岸近くの浅い場所にあったりすると好ポイントに成り得る。

梅雨が最盛期の『テナガエビ釣り』 昼と夜それぞれの釣り方を解説橋脚、テトラなどが揃った釣り場(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

日中の釣り方

日中は物陰に身を潜めているとは言え、エサを見つける実に活発に動き回る。そして、案外浅い場所に居る事が多く、あまり遠くを狙う必要もない。具体的には水深は10cmもあればテナガエビは釣れる。

淀川などでは岸にあるテトラ帯でテトラ際の水深が10cm程度の場所を探して狙う事が多い。砂に埋もれたテトラの隙間で浅くて少しスペースがあるような場所だと、ほぼ確実にテナガエビが潜んでいる。

梅雨が最盛期の『テナガエビ釣り』 昼と夜それぞれの釣り方を解説浅いテトラ帯は好ポイント(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

浅場でのサイトフィッシング

テナガエビは嗅覚が優れているのか、エサを放り込むとどこからともなく寄ってきて、待つヒマもなくエサを掴んで引っ張っていく。この時、よく見るとエサに寄ってくるテナガエビが見える。

続けて釣っているとあちこちからテナガエビが姿を現すのを見る事もできる。日中はテトラや障害物の間でのサイトフィッシングが楽しいのだ。

やや仕掛けを這わせるくらいのウキ下に調整する。エビがエサを掴んだ時に違和感を覚えて、エサを持ったまま逃げる事があるからだ。きっちりと、エサを掴んだらそのまま口に持っていってくれるタイミングを与えると掛かる確率が上がる。ただし、掛からなくてもすぐに再びエサを求めて出てくるので、何度でも挑戦してみたい。

悪条件もある

浅い場所での悪条件としては、まず向かい風などが吹くと、波打ち際がバチャバチャと波立ち、非常に釣りにくい。そして、濁りが出るとテナガエビの姿を見る事ができない点などが挙げられる。

また、河口域では潮の干満により潮位がかわるが、満潮時に水深10cm程度なら、潮が引くにつれてポイントが干上がってしまう。大潮の再干潮時などは、ポイント全てが干上がっている事もあるので、潮位を見ながら少し高めの時間帯を攻めたい。

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