様々な『空きボトル』を釣りに活用しよう ポップコーン用が意外に便利?

様々な『空きボトル』を釣りに活用しよう ポップコーン用が意外に便利?

私たちの生活に欠かせないペットボトル容器。自宅に空き容器が転がっているという人も多いのでは?今回は、空いたボトルの釣りへの活用術を紹介します。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

アバター画像 TSURINEWS編集部

お役立ち その他

空きペットボトルを釣りに活用

空きペットボトルの活用法を紹介。

1.氷

定番はなんといってもペットボトル氷。容量が大きく家庭用の冷凍庫になんとか入れることができる2Lから、小型クーラーにちょうどいいサイズの500ml、持ち手のついた大型の焼酎用など、いろいろな大きさの氷を簡単に作ることができるのですでに活用している人も多いのでは。

様々な『空きボトル』を釣りに活用しよう ポップコーン用が意外に便利?ペットボトル氷(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

なんといっても、これからの季節は氷が溶けたら中身はそのまま冷たい飲み水になるというのはブロック氷にはできない芸当。

2.ウナギ釣り

水を入れておけば自重が生まれるので多少の風でも倒れず、仮に水中に落ちても浮く。そのため、ブッコミ釣りの竿代わりに使う人も。タックルはイラスト参照。

様々な『空きボトル』を釣りに活用しよう ポップコーン用が意外に便利?タックル例(作図:週刊つりニュース関東版 編集部)

高価な竿を何本も購入しなくても、ペットボトルさえあればいくつも仕掛けを投入できるという訳だ。特に河川でのウナギ釣りで愛用者が多い。

3.洗浄用に

釣りを終えて車に乗るときや、飲食店やコンビニに入るときに手や釣り具を洗いたいが水場がない……。

そんなときには水の入ったペットボトルを車に積んでおけば手やタックルの洗浄に使える。100円ショップの水周りコーナーなどでは、ブラシが付いたもの、スポンジが付いたものなど様々なシャワーヘッドが購入できる。クーラーボックスや車内にひとつ入れておくと便利。

様々な『空きボトル』を釣りに活用しよう ポップコーン用が意外に便利?ブラシヘッドでロッドを清掃(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

ブラシタイプはロッドを洗うときに、こびりついたコマセなどを洗い流すのに最適。ガイド部分などは傷が入る可能性があるので使用しない方がいいだろう。もっと安価に済ませたければ、別途用意したペットボトルキャップの頭に小さい穴をいくつか空ければ同じように使える。

4.粉末の小分け

練りエサや塩、水に濡らしたくない粉末を入れておく。「そんなにたくさん持ち運びたくない」というときには某乳酸菌飲料などの小さいタイプがお勧め。別途用意した穴を空けたキャップに付け変えれば、適量を振り出したい場合に役立つ。

カワハギ釣りのアサリエサを締めて硬さを調整したり、スルメイカ釣りでは塩辛作りに、また、アジは塩をまぶして乾燥させておけば沖上がりごろにはほどよい干物に。サバは開いて船上で塩をしてプラスチック容器などに入れておけば自宅での〆サバ作りの手間を省くことができる。沖釣りでは塩を1本持っていると意外と重宝する。

ボトルガム容器

カワハギ釣りのトーナメンターが掛かりの悪くなったイト付きバリやハリスの切れ端を捨てるためのくず入れとして活用しているのを見る。ボトルガムはドライブ中に片手でつまめるように設計されている物があるので、釣りをしながら片手でワンプッシュでフタが開き、サッと使うことができるのでかなり便利。

様々な『空きボトル』を釣りに活用しよう ポップコーン用が意外に便利?ハリやハリスの簡易くず入れに(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

ゴミを残さないどころか、ゴミになるようなものを活用したエコアイテム。

ポップコーンバスケット

某テーマパークの空き容器は、陸っぱりで活躍するバケツ代わりに(※使用前に水を入れて漏れないか確認することを勧める)。

通常、園内で持ち運ぶことを考慮して、ストラップがついている物が多い。”ストラップ付のバケツ”というのはなかなか釣具店では購入できない(ロープ付きは多いが)ので、磯場の穴釣りなどで意外と重宝する。

様々な『空きボトル』を釣りに活用しよう ポップコーン用が意外に便利?ポップコーン容器はたためるものも(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

また、テーマパーク内で持ち運ぶには問題ないが、帰宅時にはバッグに入れて持ち帰ることを想定しているため、小さくたためるバスケットもある。

人気キャラクターがプリントされていたり、形状自体がキャラクターになっているものもあるので、ファミリーフィッシングでは子どもからの反響は抜群だ。

いくつか紹介したが、あくまでも本来の使用目的ではないため、すべて自己責任で使用することが前提。目線を変えてみるだけで、あなたの釣りを快適にするアイテムが自宅にあふれているかも。

<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2020年5月8日号に掲載された記事を再編集したものになります。