マングローブ林で南国情緒あふれるカヤックフィッシングを満喫【西表島】

マングローブ林で南国情緒あふれるカヤックフィッシングを満喫【西表島】

3月25日、沖縄県の西表島でカヤックフィッシングを体験してきました。自然あふれる釣りの穴場、西表島でのカヤックフィッシングの魅力をレポートします。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・ヒカリ)

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西表島でカヤックフィッシング

西表島(いりおもてじま)と聞いても場所がピンとこない人もいると思うのですが、八重山諸島という日本の最西端(与那国島)を含む石垣島、西表島、波照間島など日本の最南西端の島々の一つです。

島といっても沖縄県の中では、沖縄本島の次に大きな島だそうです。西表島は本島とは真逆で島の90%が山・森林で覆われているため、その中にはイリオモテヤマネコやテッポウウオなどこの島にしかいない生き物や、希少な天然記念物たちがたくさん守られている奇跡の島です。そして、生き物だけでなく大きな滝・川が多いので、カヤック・トレッキングなどのアクティビティも人気の場所なのです。

マングローブ林で南国情緒あふれるカヤックフィッシングを満喫【西表島】マングローブ林でのタックル(作図:週刊つりニュース西部版 APC・ヒカリ)

そんな西表島に来るのは3回目になります。これだけ自然あふれる島なのに、ほかの釣り人には会ったことがありません。つまり、釣れる。穴場の島。私も釣りに来ると、毎回このエリアの魚を狙えるのは自分だけだと思っちゃいますね。

マングローブ林で南国情緒あふれるカヤックフィッシングを満喫【西表島】タックル図(作図:週刊つりニュース西部版 APC・ヒカリ)

マングローブフィッシングに挑戦

今回お世話になったのは、西表島で昨年できたばかりのB-TROPICAL(ビートロピカル)です。ガイドの鈴木さんは、宿・道具の相談から滞在中の送迎まで行ってくれてサポートも充実しているので、いつも安心して利用しています。

マングローブ林で南国情緒あふれるカヤックフィッシングを満喫【西表島】ガイドの鈴木さん(提供:週刊つりニュース西部版 APC・ヒカリ)

そして、今回は初めてのマングローブフィッシングへ行くことができました。マングローブフィッシングは、バス釣りと同じで限られたポイントに狙い打ちしていくテクニカルな釣りです。少し上級者向きの釣りですが、森林に囲まれ大自然の中で魚を釣りたかったので、ガイドさんと2人乗りで挑戦してきました!

もちろんまだ上手にキャストはできませんが、ルアーが引っかかってもガイドさんが取ってくれるので、それに甘えてガンガン引っかけました!風が強い時はルアーが飛ばなかったり、カヤックが流されたりすることもありました。

マングローブ林で南国情緒あふれるカヤックフィッシングを満喫【西表島】マングローブの景観(提供:週刊つりニュース西部版 APC・ヒカリ)

マングローブジャックをキャッチ

お昼ごろ、「ここ魚いるよ」と指示されたポイントに、トップ用のルアーを投げていました。10回ほどでようやくポイントに落ちたと思ったら、リールを巻き始めてすぐルアーに向かって水しぶきが見えました。「出た出た!巻いて巻いて!」すぐに魚が寄ってきて「ジャックや~!」こんな状況でもターゲットのマングローブジャックを釣ることができて感動です!

マングローブカヤックでは、キャストさえうまくいけば簡単に釣れるそうなので、キャストに自信のある人やバサーには一度体験してもらいたいです。一緒に参加した女性も「バス釣りのようなキャストはまったくしたことがない」と言っていましたが、見事にマトフエダイを釣っていました。

マングローブ林で南国情緒あふれるカヤックフィッシングを満喫【西表島】同行者のマトフエダイ(提供:週刊つりニュース西部版 APC・ヒカリ)

ほかにも何度も魚のアタックがあったそうで、テッポウウオも釣れていました。珍しいので記念写真だけ撮らせてもらい、すぐにリリースしました。

マングローブ林で南国情緒あふれるカヤックフィッシングを満喫【西表島】日本では西表島にしかいないテッポウウオ(提供:週刊つりニュース西部版 APC・ヒカリ)

釣れる魚は毎回かぶることが少なく、本当にさまざまな魚が釣れることと、また沖縄の魚は独特な名前があるので、ぜひ西表島に行った際には実感してください。

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