今週のヘラブナ推薦釣り場【埼玉県・市野川】

今週のヘラブナ推薦釣り場【埼玉県・市野川】

例年、4月頃になると良型が狙えるのが、埼玉県大里郡寄居町~比企郡川島町を流れる市野川だ。現在、新ベラ放流は途絶えてしまっているが魚影は濃い。そのうえポイントによっては、至近まで車でアクセス可能だ。

(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース APC・若松恵治)

TSURINEWS編集部

淡水の釣り ヘラブナ釣り

市野川の概況

埼玉県大里郡寄居町にある溜池を源とする市野川は、大きく蛇行しながら南下して同県比企郡川島町で荒川と合流する流程約38kmの一級河川。全体に水深は浅い。同川への新ベラ放流は長い年月行われていないが、魚影は濃く、ある程度の水深があるポインなら本命が釣れる確率は高い。

そこで今回は数あるポイントのなかでも、車でのアクセスがよくて、釣り台も設置しやすい同県東松山市と比企郡吉見町の境に架かる慈雲寺橋周辺エリアに絞って紹介する。今週のヘラブナ推薦釣り場【埼玉県・市野川】市野川・慈雲寺橋周辺の概況(作図:週刊へらニュース APC・若松恵治)

ポイント

慈雲寺橋から上流に500mほどの位置にある堰までが上流側エリア。だが、300mほど上流の通称・竹ヤブ前と呼ばれるポイントまでが実質的な入釣エリアだ。

今週のヘラブナ推薦釣り場【埼玉県・市野川】竹ヤブから堰方面を望む(提供:週刊へらニュース APC・若松恵治)

下流側エリアは、慈雲寺橋から500mほどの位置にある水道管先にある新江川の流れ込み付近まで。基本的に入釣できるのは左岸(吉見町側)のみ。しかし、このエリア内なら車でポイント近くまでアクセス可能だ。

今週のヘラブナ推薦釣り場【埼玉県・市野川】慈雲寺橋から見た下流の水道管方面(提供:週刊へらニュース APC・若松恵治)

川幅は広いところで20m強、水深は深いところでも1m弱ほどと浅い。慈雲寺橋周辺の盛期は12月から5月くらいまで。だが、ある程度水温が上昇してきた現在ぐらいの時期がいちばん数釣りの期待が大。スタイルとしては基本的に回遊待ちの釣りになるが、尺サイズ以下が釣れることは珍しい。全体に浅い釣り場なので、良型がヒットした瞬間に沖走りする強引を味わえる。

釣り方とエサ

流れ川なので外通しや中通し、いわゆるドボン釣りが基本になる。竿の長さはポイントにもよるが、竿は21尺くらいまで用意しておけば十分だ。真冬の厳寒期でも竿15尺から18尺くらいまでで対応できる。

流れは弱く、通常なら0.8号から1号オモリがあれば止められる。仕掛けに関しては、厳寒期ほど細い(ライトタックル)にこしたことはないのだが、筆者は同川では太目で道糸1.5号、ハリス0.8号でやることが多い。食いが渋い時は、道糸を1号にハリスも0.5号くらいまで落とすが、基本的には太仕掛けで良型の強い引きに耐えられることを優先している。

ウキはドボン釣り用のカンザシタイプを使用することが多いが、流れが緩いので通常タイプのヘラウキきでも問題ない。

エサはグルテンセットか両グルテンがメイン。流れ川だからと言って、特に硬いエサや繊維質の強いエサを用意する必要はない。比較的ジャミの少ない真冬などは、流れがあってもエサはしっかり持っていると考えていいだろう。

その他の注意点

ポイントによっては、足場がジャカゴになっているので滑りやすい。釣り台を設置する際は十分に注意が必要。特に雨が降った直後などは危険なので、滑り難い靴を用意しておくといいだろう。また当然ながら、各自ゴミの持ち帰りは厳守して欲しい。

<週刊へらニュース APC・若松恵治/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
市野川
入釣料:無料。釣り台必携。
この記事は『週刊へらニュース』2020年4月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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