電車で行ける釣り場の中で足場が良好な兵庫「明石市役所裏ベランダ」を紹介しよう。ここは人気がある釣り場なので入る場所に苦労する事もあるが、多彩な魚種が楽しめる。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・原田誠司)
明石市役所裏ベランダ
兵庫・明石市役所裏のベランダは足場が良く手すりもあるのでファミリーフィッシングにもお勧めの釣り場だ。JR山陽本線または山陽電車の明石駅から南へ15分ほど歩いた場所に位置する。JR山陽本線の新快速に乗れば、大阪駅から明石駅まで約40分で到着する。
ここは明石海峡に面する釣り場のため潮流が速いので、潮流が緩い時に釣行すれば釣りがしやすいだろう。
メバリングがオススメ
年間を通して様々な魚種を楽しむ事ができる釣り場だが、今の時期の面白いターゲットといえば、やはりメバルである。サイズの割に強い引きが魅力の魚で、狙える魚種が少ない寒い時期でも楽しむ事ができる貴重なターゲットだ。
この釣り場では季節によっては、アジなども面白いので、ライトゲーム用のタックルがあれば1年中楽しむ事ができるだろう。ライトゲームなら荷物が少ないので、電車での移動が楽である。
オススメのタックル
ライトゲームのオススメのロッドは、ジグヘッド単体の釣りを中心に楽しむのであれば、長さが6ft前後のアジングロッドやメバリングロッド、フロートリグも使うのであれば7ft以上のロッドが良いだろう。
ちなみに私はアジングロッドである権蔵鯵丸622LSやメバリングロッドである根魚権蔵エアーK60EFや70EFを愛用している。リールはライトゲームに最適なネロスト1000S、ラインはフロロカーボンの2lb前後を使っている。ルアーは1g前後のジグヘッドにワームは1.5inch前後のピンテール系を中心に使うのがオススメ。
キャッチした魚をつかむ時のためにフィッシュキャッチャーRミニなどがあれば、リリースをする魚にも優しいし、魚の棘などで指を傷つける事も防止できるので持参しておきたい。
メバリングは小潮が狙い目
この釣り場は多くの釣り人で賑わっている事がよくあり、空いている場所を見つけて釣りをする事になるケースが多いと思うが、この釣り場では一帯でメバリングを楽しむ事ができる。
潮流が速い事で有名な明石海峡に位置するので、軽いジグヘッドではすぐに流されて釣りにならない事もある。軽いジグヘッドが使いやすい、潮の流れが緩めの時間帯や小潮の日に釣行するのがオススメだ。
潮流が速い時のために、少し重めのジグヘッドも用意しておいた方が良いだろう。
潮のヨレを狙う
基本的には潮がヨレる場所を探して、その場所を中心に様々なレンジを狙っていただきたい。メバルが手前でヒットする事もけっこうあるので、足元まで気を抜かずにじっくりと探ろう。
ボトムではガシラも
漁港のような数釣りはあまり期待できないが、20cm台後半の大型が姿を見せてくれる事もある。底を狙えばガシラも楽しめる。
これから水温が上昇してくると様々な魚種で賑わうようになり、楽しい釣りができるだろう。
<原田誠司/TSURINEWS・WEBライター>
明石市市役所裏ベランダ
所在地:兵庫県明石市