3月18日は大潮の最終日。息子たちと男旅をすることになり、前日から3人で釣り道具を準備した。この準備をする時間も、息子たちは「明日は大物を釣るぞ」と気合が入っており、ニコニコしながら車に積み込んだ。
豊浜新堤へ
数日前、大野漁港に釣行した際は何も釣れなかったので、今回は場所を変えて愛知県南知多町の豊浜新堤へ向かった。
午前6時、眠い目を擦りながら車に乗り込み、男旅の始まりだ。
道中、息子たちからは「今日は僕が大物釣るから」とワクワク感が伝わってくる。
「釣らせてあげたい」と思う親の気持ちを海は裏切らなかった。
豊浜つり桟橋に着き、すぐに仕掛けを投入する。
すると1投目から穂先がグンとたたかれた。
息子の顔が真剣になり、両手はいつでもアワセを入れられるようサオを軽く握っている。
次のグンでアワセを入れるとロッドがたたかれた。
ゆっくり丁寧に巻き上げてくるとアイナメが釣れた。
それと同時に後ろにいたファミリーにも巨大なアイナメが釣れた。
そちらは40cmの大きなアイナメ。
私たちのアイナメは20cm。
やる気モード突入するも……
子供たちはやる気モードに突入だ。
しかし流れが変わってしまったのかアタリは遠い。
しばらくするとアタリがあり、息子がアワセを入れるとお次はフグ、さらにまたフグ。
その後、急激に潮位が下がり、アタリもなくなってしまったので納竿した。
楽しい男旅をすることができ、子供たちも私も満足のいく釣りだった。
少しずつ海の中から春の訪れを感じるので、今後も楽しく釣りをしていこうと思う。
豊浜新堤は、駐車場やトイレがあるためファミリーフィッシングにはいい場所だ。
安全のため必ずライフジャケットの着用をお願いしたい。
<週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦/TSURINEWS編>